研究実績の概要 |
ASTRO-H 衛星での吸収線などの観測を実現するため、SXS の集光を担う望遠鏡の応答関数の作成を進めた。測定を完了し、現在は打ち上げに備えて、温度制御周りの仕上げに向け、準備を進めている。 また、SPring-8 (3回)やKEK(1回)にてマシンタイムを取得し、光学定数などの測定も行った。その測定結果は2015.4のInternational Astronomical Consortium for High Energy Calibration(第10回 at 北京)で速報を予定している。 Chandra, Suzaku による新しく発見したLMXB の観測提案を進め、Suzaku AO10 では1天体採択されている。Chandra については、審査中である。 現在までに獲得した未同定天体の解析を進め、そのうち一天体の起源が銀河団であることがわかった。その件について査読論文として投稿している(審査中)。
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