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2014 年度 実績報告書

植物病原体の感染戦略と細胞外免疫応答

公募研究

研究領域植物細胞壁の情報処理システム
研究課題/領域番号 25114521
研究機関独立行政法人理化学研究所

研究代表者

吉田 聡子  独立行政法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 上級研究員 (20450421)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード寄生植物 / 細胞壁 / トランスクリプトーム
研究実績の概要

1.インターフェイスにおける細胞壁成分の解析
異なる宿主非宿主に感染した際のインターフェイス細胞の細胞壁成分の解析をおこなった。細胞壁成分の変化と感染時のトランスクリプトームを比較することにより、宿主への侵入の際におこる細胞外での攻防が細胞壁にどのような影響を与えるかを解析した。
2.病原体感染時の宿主植物および病原体でのインターフェイスとなる細胞での発現解析
レーザーマイクロダイセクションを用いてRNAを抽出し、次世代シークエンサー(HiSEQ2000)等でマルチプレックス法を用いてシークエンスする。ゲノムレファレンス配列にRNA-seqの結果をマップし、統計学的に有意に発現が検出される分泌タンパク質を探索すした。
上記の研究によって同定されたタンパク質の機能を推定するために、局在解析をおこなった。まずこのタンパク質がインターフェイスにおいてどこに発現しているかを確認するため、プロモーター領域を単離した。
特異的発現パターンが解析された場合には、さらにジーンサイレンシングのコンストラクトを作製した。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2015 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 4件)

  • [雑誌論文] Transcriptomics exposes the uniqueness of parasitic plants2015

    • 著者名/発表者名
      Ichihashi, Y, Mutuku, J.M, Yoshida, S and Shirasu, K.
    • 雑誌名

      Briefing in functional genomics

      巻: 0 ページ: 0

    • DOI

      doi: 10.1093/bfgp/elv001

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 寄生植物ストライガの抵抗性におけるジャスモン酸とサリチル酸シグナル経路の役割2015

    • 著者名/発表者名
      吉田聡子
    • 学会等名
      日本植物病理学会
    • 発表場所
      明治大学
    • 年月日
      2015-03-28 – 2015-03-31
  • [学会発表] 寄生植物と宿主植物の細胞壁をめぐる攻防2015

    • 著者名/発表者名
      吉田聡子
    • 学会等名
      日本植物生理学会
    • 発表場所
      東京農業大学
    • 年月日
      2015-03-16
    • 招待講演
  • [学会発表] Molecular and genomic analyses of the witchweed Striga2014

    • 著者名/発表者名
      Satoko Yoshida
    • 学会等名
      筑波大学 Global Science week
    • 発表場所
      筑波大学
    • 年月日
      2014-09-29
    • 招待講演
  • [学会発表] 寄生植物ストライガ感染時における 細胞壁関連遺伝子の発現変動と細胞壁成分の変化2014

    • 著者名/発表者名
      吉田聡子
    • 学会等名
      細胞壁ネットワーク研究会
    • 発表場所
      熊本
    • 年月日
      2014-09-24 – 2014-09-26
  • [学会発表] 寄生植物ストライガの全ゲノム解読2014

    • 著者名/発表者名
      吉田聡子
    • 学会等名
      日本植物学会
    • 発表場所
      明治大学 生田キャンパス
    • 年月日
      2014-09-12 – 2014-09-14
  • [学会発表] ゲノム・トランスクリプトーム解析からみた植物の寄生2014

    • 著者名/発表者名
      吉田聡子
    • 学会等名
      ゲノム・トランスクリプトーム解析からみた植物の寄生
    • 発表場所
      ニセコ
    • 年月日
      2014-08-07
    • 招待講演
  • [学会発表] 寄生植物ストライガの感染戦略と宿主植物の応答2014

    • 著者名/発表者名
      吉田聡子
    • 学会等名
      シンポジウム「寄生・共生インシデント」
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2014-04-28
    • 招待講演

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公開日: 2016-06-01  

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