1.インターフェイスにおける細胞壁成分の解析 異なる宿主非宿主に感染した際のインターフェイス細胞の細胞壁成分の解析をおこなった。細胞壁成分の変化と感染時のトランスクリプトームを比較することにより、宿主への侵入の際におこる細胞外での攻防が細胞壁にどのような影響を与えるかを解析した。 2.病原体感染時の宿主植物および病原体でのインターフェイスとなる細胞での発現解析 レーザーマイクロダイセクションを用いてRNAを抽出し、次世代シークエンサー(HiSEQ2000)等でマルチプレックス法を用いてシークエンスする。ゲノムレファレンス配列にRNA-seqの結果をマップし、統計学的に有意に発現が検出される分泌タンパク質を探索すした。 上記の研究によって同定されたタンパク質の機能を推定するために、局在解析をおこなった。まずこのタンパク質がインターフェイスにおいてどこに発現しているかを確認するため、プロモーター領域を単離した。 特異的発現パターンが解析された場合には、さらにジーンサイレンシングのコンストラクトを作製した。
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