公募研究
本研究では造血幹細胞の恒常性維持において巨核球が果たす機能とその分子機構を解明することを目的とする。本年度は巨核球が造血幹細胞ニッチとして機能を発揮するうえでCLEC-2とその下流シグナルが必要であり、特に各種のニッチシグナル、とりわけトロンボポエチンの発現を介して造血幹細胞を維持している可能性が示唆された。昨年度の造血幹細胞機能維持に巨核球が必要である知見と合わせると、新しい造血幹細胞のニッチとして幹細胞由来の分化血球である巨核球が重要な役割を果たしていると考えられる。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件) 備考 (2件)
Blood
巻: 123 ページ: 2540-2549
10.1182/blood-2013-07-517847
http://www.careerpath-prj.keio.ac.jp/sakaguchi/scholar/k_takubo/
http://www.celldiff.med.keio.ac.jp/taisya.html