公募研究
カルビン回路高次複合体の形成によるカルビン回路酵素の協調的な阻害、ならびに天然変性蛋白質CP12の段階的折り畳み機構を解明するために、ホスホリブロキナーゼ(PRK)単体のX線結晶構造解析に続いて、PRKの反応機構を決定すべくPRK基質アナログ複合体の構造解析を行った。その結果、PRKのリン酸転移反応機構を解明できた。さらに、グリセルアルデヒド 3-リン酸デヒドロゲナーゼ(GAPDH)とCP12に、どのようにPRKが結合し、さらにCP12が連続して折りたたまれるのかを解明すべく、CP12の部位特異的変位体を5種作成し、Native-PAGEによる結合実験と表面プラズモン共鳴法を用いたキネティクス解析を行った。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件)
FEBS Lett.
巻: 589 ページ: 1136-1143
10.1016/j.febslet.2015.03.025
Protein Pept. Lett.
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10.1073/pnas.1407888111