公募研究
Rif1の染色体結合部位をChIP-Seqで解析するために免疫沈降可能な新規抗体を作製した。この抗体はChIPに使用可能であることが明らかになったので、マウスES細胞を用いて、まずRif1欠損により遺伝子発現が大きく変動する遺伝子領域の近傍にRif1が結合するかどうかをChIP-qPCRにより検討した。Rif1の染色体結合部位をChIP-Seqで解析するために免疫沈降可能な新規抗体を作製した。この抗体はChIPに使用可能であることが明らかになったので、マウスES細胞を用いて、まずRif1欠損により遺伝子発現が大きく変動する遺伝子領域の近傍にRif1が結合するかどうかをChIP-qPCRにより検討した。さらに、ChIP-Seqも行った。ゲノム全域にわたり、結合部位が観察されたが、これらが真の結合部位をrepresentしているかどうかのvalidationを現在行っている。
3: やや遅れている
ChIP seq による Rif結合部位の解析は、抗体や、シグナルに問題がありやや予定よりおくれてしまった。
ようやくよい抗体も得られたので、ヒト細胞およびマウスES細胞でゲノムワイドのRif1結合部位を決定し、その配列の特異性を明らかにする。
研究成果の一部については 東京都医学総合研究所 ゲノム医科学研究分野 ゲノム動態プロジェクトのホームページ(http://www.igakuken.or.jp/genome/) において紹介しております。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 10件、 謝辞記載あり 10件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 6件)
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