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2014 年度 実績報告書

システム生物学的アプローチによる希少がんの分子病態解明と臨床病態の予測

公募研究

研究領域システム的統合理解に基づくがんの先端的診断、治療、予防法の開発
研究課題/領域番号 25134719
研究機関独立行政法人国立がん研究センター

研究代表者

谷内田 真一  独立行政法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (20359920)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード希少がん
研究実績の概要

希少がんであり難治がんであるファーター乳頭部がんを研究対象とした。希少であることから、本邦6施設と米国・ジョンズホプキンス大学から研究試料を収集した。全施設の研究倫理審査委員会の承認を得た後に研究を開始した。
Discovery setとして60症例を全エクソン・シークエンス解析とコピー数解析(CGHアレイ)を行った。全エクソン解析はSureSelct-Illuminaプラットホームを用いて行った。全エクソン解析の結果、高頻度の変異が検出された92遺伝子をがん関連候補遺伝子として抽出した。
Validation setとして、日米の172例のファーター乳頭部がんを研究対象とし、92遺伝子のTargeted deep sequencingを行った。Targeted deep sequencingは、HaloPlex-Illuminaプラットホームを用いて行った。さらに全例で、CDX2、MUC2、MUC1とCK20の市販の抗体を用いて、免疫組織化学染色を行い、Intestinal typeとPancreatobiliary typeに亜分類を行った。
上記の解析の結果、Intestinal typeは大腸がんに類似した遺伝子異常、Pancreatobiliary typeは膵臓がんに類似した遺伝子異常のパターンを示した。
並行して、非ファーター乳頭部十二指腸がんの網羅的遺伝子解析も行い。ファーター乳頭部がんと比較検討した。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2016-06-01  

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