hdk変異株のマッピングを進めた。まず、ゲノム配列解析を行った。次世代シークエンサーによって得られたデータを対照配列と比較し、ゲノムに300カ所程度のSNPが存在することを見いだした。さらにFASTシステムを用いてhdk表現型を判定するシステムを用いて、hdkが分離するF2集団からhfk個体を選び出しbulkで抽出したDNAを用いて、MutMap法により原因遺伝子の存在する領域を推定した。またこのマッピングの過程で、hdkを示すF2で共通してヘテロとなっている領域が染色体5番以外にも見いだされた。hdkとなる染色体の領域は昨年までに明らかにしていた染色体5番以外にも存在している可能性が考えられる。 hdk現象の細胞生物学的観察のために異なる蛍光タンパク質を配偶子で発現する形質転換系統を独立に6系統作出した。
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