現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
GFP融合タンパク質ライブラリを利用したmeiRNA共局在因子の網羅的的解析により、meiRNAと共局在する因子を選別することができ、さらにこの中から相同染色体の対合に影響する因子を同定することができた。 また、ゲノムワイドに約100kbp間隔でlacOリピート配列を挿入した一群の細胞株を作成したことにより染色体の約130箇所を生細胞可視化できるようになった。これは本課題の目的だけでなく、染色体のダイナミクスを研究する様々な実験に活用できる有用な資源となる。 成果として、分裂酵母の細胞核ダイナミクスの解析に関して3編の論文 (Chikashige et al., 2014; Ruan et al., 2015; Ozaki et al., 2015) を出版し、イメージング技術について1編の論文(Asaakwa et al., 2014)を出版した。 これらのことから、研究はおおむね順調に進展している。
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