• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 実績報告書

共感性の実証研究に関する道徳哲学・倫理学・科学哲学的考察

公募研究

研究領域共感性の進化・神経基盤
研究課題/領域番号 26118504
研究機関山口大学

研究代表者

中尾 央  山口大学, 国際総合科学部, 助教 (20720824)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード哲学
研究実績の概要

本年度は共感に関する実証的(心理学的・神経科学的)研究をレビューするとともに,哲学的・倫理学的研究のレビューも行い,お互いに対する含意を検討した.結果,現在主流の実証的研究を踏まえる限り,近年主流となっている共感の倫理学的・哲学的研究の維持はやはり困難であることが明確になった.他方,より古くからの哲学的・倫理学的研究で対象となっていた共感概念などに関しては,近年の実証研究であまり考察の対象となっておらず,その点を今後実証的研究で考察していく必要があると論じた.この考察の成果については,心理学研究に論文を投稿し,すでに受理・出版されている.

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 共感・共感的配慮と道徳性2015

    • 著者名/発表者名
      中尾央
    • 雑誌名

      心理学評論

      巻: 58 ページ: 236-248

    • DOI

      10.2502/janip.65.1.1

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] メタ認知研究の方法論的課題2015

    • 著者名/発表者名
      中尾央・後藤和宏
    • 雑誌名

      日本動物心理学研究

      巻: 65 ページ: 45-58

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2017-01-06  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi