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2015 年度 実績報告書

メンタルタイムトラベルの脳情報基盤の解明

公募研究

研究領域こころの時間学 ―現在・過去・未来の起源を求めて―
研究課題/領域番号 26119536
研究機関株式会社国際電気通信基礎技術研究所

研究代表者

神谷 之康  株式会社国際電気通信基礎技術研究所, 脳情報通信総合研究所, 室長 (50418513)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード脳イメージング / 脳デコーディング / メンタルタイムトラベル / マインドワンダリング
研究実績の概要

本課題は、脳情報デコーディング技術を利用して、過去および未来についての想起中の脳活動と現在の知覚や想像に関連する脳活動を比較し、時相間での脳情報表現の共通性と差異を明らかにすとともに、課題とは関係なく自動的に生じる思考(「マインドワンダリング」)に含まれる過去や未来に関する想起内容が、どのような脳活動パターンで表現されているかを明らかにすることを目指すものである。前年度までに、課題誘発性の脳活動を取得する実験とマインドワンダリングの行動実験を実施した。この成果を踏まえ今年度は、マインドワンダリング課題中の脳活動をfMRIで計測する実験と想起課題データを学習データとして利用するデコーディング解析を進めた。マインドワンダリング課題の最適化を行いながら予備実験を実施し、質問内容やコンテンツの分類法を決定した。また、予備解析の結果から、時制(過去vs未来)と現在からの距離(数週間vs数ヶ月)が異なる脳の部位に表現されていることが示唆された。
本課題は、今年度採択された他課題との重複制限のため6月で廃止申請を行った。プロジェクトを完結するに至らなかったが、他課題の一環として今後も継続して研究を進める予定である。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)

  • [雑誌論文] Decode of the brain: ヒトの脳を読む新たなアプローチ2015

    • 著者名/発表者名
      神谷之康
    • 雑誌名

      細胞工学

      巻: 34 ページ: 638-643

  • [雑誌論文] 夢内容のブレイン・デコーディング:夢の機能の解明に向けて2015

    • 著者名/発表者名
      堀川友慈,神谷之康
    • 雑誌名

      実験医学

      巻: 33 ページ: 2077-2082

  • [学会発表] Pattern decoding analysis for fMRI2015

    • 著者名/発表者名
      Yukiyasu Kamitani
    • 学会等名
      Organization for Human Brain Mapping
    • 発表場所
      Honolulu, Hawaii, USA
    • 年月日
      2015-06-14 – 2015-06-18
    • 招待講演
  • [学会発表] Brain decoding: Challenges towards a general-purpose neural mind-reader2015

    • 著者名/発表者名
      Yukiyasu Kamitani
    • 学会等名
      Society for Affective Science
    • 発表場所
      Oakland, CA, USA
    • 年月日
      2015-04-09 – 2015-04-11
    • 招待講演

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公開日: 2017-01-06  

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