研究実績の概要 |
新学術領域研究「ゲノム・遺伝子相関」における5年間の研究成果を取りまとめて報告した。 1)Genes & Genetic Systems特集号の発刊 本新学術領域研究の5年間の個別研究および共同研究により、「ゲノム・遺伝子相関」を司る複数の共通機構・原理が浮かび上がってきた。こうした研究成果を国際社会に発信することを目的として日本遺伝学会誌Genes & Genetic Systemsに"Correlative gene system: establishing next-generation geneticsというタイトルの特集号(Vol. 91, No.2, 2016)を企画編纂した。本新学術領域研究の計画研究代表者が、本領域研究で得られた知見をSpecial reviewあるいはFull paperの形で執筆、公開した。 2)研究成果報告書の作成・配布 本新学術領域研究では、8つの計画研究班と延べ42の公募研究班が参画し、「ゲノム・遺伝子相関」をテーマとする多様な研究・共同研究を展開した。こうした研究成果は、454件の論文をはじめ、書籍出版、新聞発表、特許申請、学会発表等の形で公表された。こうした全研究班による5年間の研究成果を研究成果報告書として取りまとめ、さらに受賞、アウトリーチ活動等を含めた全実績データをDVDに収め本冊子体に添付する形で、領域内および関連する分野の研究者に広く配布、公開した。
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