成果取りまとめ
平成25年度‐29年度 文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究「多様性から明らかにする記憶ダイナミズムの共通原理」では、5年間の活動により、1)加齢性記憶障害機構、2)記憶形成に機能する転写因子の脳領域特異的作用、3)インスリン受容体のシナプス部位への輸送が記憶に果たす役割、4)レム睡眠とノンレム睡眠を切り替える神経細胞群の特定と人為的レム睡眠の制御、5)サルの記憶における皮質層の役割、6)記憶保持における転写制御機構の遷移と記憶の書き換え可能期間との相関、7)オーバーラップした記憶痕跡細胞集団と記憶の連合との関係、8)ドーパミンの新たな放出機序、9)ショウジョウバエの快、不快の記憶が互いに抑制する神経細胞群によりコードされていることの発見等、様々な成果を上げた。本計画では、この貴重な領域の活動とその成果をまとめ、公表することを目的として全計画研究代表者、全公募研究代表者から、領域での研究の目的、成果、サマリーと業績リスト、報道発表の図入り記事をまとめ送ってもらった。これに加え、領域の公開シンポジウム/ワークショップ、アウトリーチや各種研究支援活動など、総括班の活動についてまとめた。以上の材料について、専門業者にデザイン、製本を委託して配布用の成果報告書を作成した。これを流用して研究成果報告書と事後評価用資料を別冊子で作成した。毎年ニュースレターを送付している約700人の研究者に作成した冊子を配布するとともに、オープンキャンパスやオープンラボの機会に希望者に対して広く配布した。またホームページについては一年間サーバーを維持し、閲覧できる状態とした。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
bioRxiv
巻: 00 ページ: 382127
https://doi.org/10.1101/382127
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http://memory-dynamism.jp