成果取りまとめ
本新学術領域では、発達、機能成熟、老化など、ヒトの一生にわたる脳の変化を、脳神経回路のダイナミクス(スクラップ&ビルドと言語定義)の視点から、ヒト、マウス、ラット、トリ、サカナ、ショウジョウバエ、線虫など、さまざまな生物種をモデルとして用いることにより、共通原理と特殊原理を理解することを目的としている。5年間の班発動により、シナプス可塑性を制御する新規メカニズム、発達期の感覚刺激により神経回路が機能成熟する仕組み、精神神経疾患(自閉症、統合失調症)の新たな病態メカニズムなどが明らかになってきた。また、本領期が主催した国際会議や、コロナ禍でのZOOM国際セミナーなどの活動により、本領域が、研究情報や人材交流の国際ハブとして認知されつつあることを感じている。本年度は、5年間の研究業績をまとめるとともに、世界へ向けてHPなどで積極的に業績や活動を発信することに注力した。
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Neuroscience Research
巻: 170 ページ: 154-165
10.1016/j.neures.2020.12.004
Nature Communications
巻: 12 ページ: 6364
10.1038/s41467-021-26702-0