成果取りまとめ
本新学術領域研究では、複数の触媒の働きを重奏的に活かしたハイブリッド触媒系を創製し、実現すれば大きなインパクトを持つものの従来は不可能であった、極めて効率の高い有機合成反応の開拓を目標とした。独立した機能を持つ複数の触媒が機能融合・重奏して作用するハイブリッド触媒系の創製により、安定な分子の活性化(反応性:A01)、反応の高次制御(選択性:A02)、ドミノ反応(連続性:A03)を達成し、構造が単純で入手容易な原料から優れた機能を持ち付加価値の高い複雑な有機分子を、要求に応じて迅速に組み上げる分子合成オンデマンドを実現した。本研究費では、ハイブリッド触媒の成果を広く内外に周知するために、様々な大学を訪問し、成果発表を行った。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件、 招待講演 5件) 備考 (1件)
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