新学術領域「クロマチン潜在能」では、クロマチン潜在能の実体解明のために必要なイメージング技術やエピゲノム解析技術の開発を行い、それらを用いて、発生や細胞分化、がん化などの高次生命現象における遺伝子発現制御に、ヒストン修飾やクロマチンの立体構造が関与することを明らかにした。本研究課題は、これらの研究成果を集約・明確化し、広く周知することを目的として行った。 具体的には、研究成果を領域内外の研究者と共有するために、本領域の研究成果(平成30―令和4年度分)をまとめた資料pdfファイルを作成し、本領域領域HPに掲載することで、広く研究成果を共有した。この取りまとめ資料には、領域参加者ごとに研究成果の概要と論文発表、学会発表、特許、図書、共同研究などをまとめて記載した。特に、多くの共同研究が生まれ、新たな研究分野への展開につながったことが俯瞰できた。また、ホームページについても、維持・更新を行い、成果を広く周知・啓蒙した。
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