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2025 Fiscal Year Comments on the Screening Results

相関設計で挑む量子創発

Research Areas

Project Area (Abbreviation)相関設計
Project/Area Number 25A201
Research Category

Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)

Area Organizer 有田 亮太郎  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80332592)
Project Period (FY) 2025-04-01 – 2030-03-31
Summary of the Research Project

高温超伝導に代表される量子創発現象は電荷・スピン・軌道・格子といった量子力学的自由度の間に働く相関効果の結果としてあらわれ、しばしば直観的予想を超越した物性・機能を実現する。この多様な自由度の絡み合いの広大無辺な可能性は、偶然の発見に頼るアプローチでは到底探究し尽くせるものではない。そこで本学術変革領域では、量子創発現象に対し、現象論や模型の提案から第一原理計算に基づく物質設計、そして物質合成・測定までを一気通貫に行う相関設計学を構築することを目指す。特に、高温・強磁場・擾乱などに耐える頑健な量子物性を示す物質(頑健物質)、超巨大応答・超高速応答といった特異応答を示す物質(特異応答物質)、新法則・新原理・新現象発見の揺籃地(揺籃物質)となりうる物質の開発を目指す。

Outline of Opinions Expressed in the Review Results

物質中の電子相関が生み出す新たな原理や概念を発見・制御し、機能の開拓をおこなうという現代の物質科学のグランドチャレンジに対し、発展著しい第一原理計算などの計算科学やデータ駆動科学を活用して、理論主導による設計・予測をもとに実験家との密接な連携で立証することを本研究領域は目指している。この研究によって、物性物理学分野における最近の世界的な趨勢が加速することが期待できる。理論主導の物質設計という昨今になって可能になってきたアプローチを推進するタイムリーな本研究計画に対して、我が国においてこの分野の第一線で活躍するシニア・中堅の研究者と気鋭の若手研究者が集結しており、研究体制も練られている。各計画研究組織に理論と実験の研究者が配置され、密接に一気通貫の研究を意識している。計画通りに研究が遂行できれば、ブレイクスルーが期待でき、我が国が強みを発揮している分野の先端性を更に研ぎ澄ます学術変革が期待できる。

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Published: 2025-07-03  

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