2018 Fiscal Year Annual Research Report
Establishment of international research community on cell death
International Activities Supporting Group
Project Area | Homeostatic Regulation by Various Types of Cell Death |
Project/Area Number |
15K21753
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Research Institution | Tokyo University of Pharmacy and Life Science |
Principal Investigator |
田中 正人 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (00294059)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 裕康 東邦大学, 医学部, 教授 (70276476)
田中 稔 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 細胞療法開発研究室長 (80321909)
須田 貴司 金沢大学, がん進展制御研究所, 教授 (70250090)
安友 康二 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (30333511)
山崎 晶 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (40312946)
山口 良文 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (10447443)
袖岡 幹子 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (60192142)
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Project Period (FY) |
2015-11-06 – 2019-03-31
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Keywords | 細胞死 |
Outline of Annual Research Achievements |
山口と白崎は、Pasparakis博士(Univ. of Cologne), Loo博士(VIB)と炎症性細胞死からのサイトカイン分泌に関する論文を発表した(Nat Cell Biol. in press)。山崎は1) Moody博士(Harvard Univ.)とCLRの制御機構に関する共同研究成果を論文として発表した (J. Exp. Med. 2019)。2) van Sorge博士(Utrecht Univ.)、Lepenies博士(Hanover Univ.)、Wells博士(Univ. of Melbourne)とのCLRの阻害因子に関する共同研究成果を論文として発表した(PNAS 2018)。3)Pasparakis博士(Univ. of Cologne)の研究室に永田雅大を派遣し、インフラマソームの制御機構に関する研究を行った。田中正はMa博士他2人(Shandong Univ.)を招聘し、肝細胞癌におけるマクロファージの役割に関する共同研究を行った。中野は、Silke博士(WEHI)とネクロプトーシスのFRETバイオセンサーの特異性について論文を発表した(Nat Commun 2018)。2) Silke博士が作製したMLKL活性化型変異マウスの解析を行った。Dox誘導性にMLKL活性化型変異体を発現させることで培養細胞にネクロプトーシス像を誘導できることを証明した(論文投稿中)。袖岡は、どど孝介をBoone博士 (Tronto Univ.)らの研究室に派遣し、遺伝子ノックアウト細胞株ライブラリーを用いて細胞死誘導剤NT-1の解析を行った。安友は、Lessene博士(WEHI)とMLKL阻害剤による肺線維症の治療効果の共同研究を行った。およびNunez博士(Michigan Univ.)とNLRC4活性化による細胞死に関する共同研究の成果について論文を作成中である。 東京で開催した国際シンポジウムにさきがけて、日豪国際細胞死共同研究協議会(国内12名、海外7名)および若手協議会(国内19名、海外22名)を開催した。
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Research Products
(8 results)