2019 Fiscal Year Research-status Report
生物ナビゲーションのシステム科学(国際活動支援班)
International Activities Supporting Group
Project Area | Systems Science of Bio-navigation |
Project/Area Number |
16K21735
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
橋本 浩一 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (80228410)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 幸太郎 大阪大学, 理学研究科, 招へい教授 (20370116)
妻木 勇一 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (50270814)
竹内 一郎 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40335146)
前川 卓也 大阪大学, 情報科学研究科, 准教授 (50447025)
玉木 徹 広島大学, 工学研究科, 准教授 (10333494)
依田 憲 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (10378606)
飛龍 志津子 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (70449510)
高橋 晋 同志社大学, 脳科学研究科, 教授 (20510960)
小川 宏人 北海道大学, 理学研究院, 教授 (70301463)
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Project Period (FY) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | 制御工学 / データ科学 / 生態学 / 神経科学 / ログボット |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域は、ナビゲーション研究のためのシステム科学的枠組みを構築し、我が国がナビゲーション研究を国際的に牽引することを目的としている。そこで、本年度はマウスに関する国際コンペティションを開催した。 また、各計画研究においてこれまでに培ってきた国際的共同研究を有機的に連携させるため、夜行性海鳥の短距離ナビゲーションを専門とし、国際的に評価の高い若手研究者であるUniversity of Oxford Padget博士を1か月間招聘し、新潟県粟島で共同研究を実施した。 若手海外派遣も実施し、アルゼンチン(受け入れ先:Instituto de Biologia de Organismos Marinos (IBIOMAR-CONICET), Director Dr. Flavio Quintana)と台湾(受け入れ先:Chief Executive Officer of the National Tropical Disease Control and Research Center, National Health Research Institute, Dr. Chun-Hong Chen)へ1か月程度の長期派遣を実施し、北米への短期派遣も3件実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本領域が独自に運営する国際コンペティションMouse Behavior Challenge MBC2020を開催し、募集を開始した。上位入賞者による手法の発表を2020年秋に行う本領域の国際シンポジウムにおいて行う予定である。 各計画研究においてこれまでに培ってきた国際的共同研究を有機的に連携させるため、夜行性海鳥の短距離ナビゲーションを専門とするUniversity of Oxford Padget博士を1か月間招聘し、新潟県粟島で共同研究を実施した。 若手研究者海外派遣・相互交流も実施し、アルゼンチン(受け入れ先:Instituto de Biologia de Organismos Marinos (IBIOMAR-CONICET), Director Dr. Flavio Quintana)と台湾(受け入れ先:Chief Executive Officer of the National Tropical Disease Control and Research Center, National Health Research Institute, Dr. Chun-Hong Chen)へ1か月程度の長期派遣を実施し、北米への短期派遣も3件実施した。このうち、3件については公募班が関係しており、本領域全体として国際活動を推進した。 以上のように、本領域の国際活動を促進できたため、当初の予定通りに進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
国際活動支援班は、領域代表が統括し全計画班員が分担することで、本年度までに実施して来た世界中の研究者・開発者を対象とした国際コンペティションの開催、若手研究者の海外渡航支援、海外共同研究先との研究者相互派遣、国際的に評価の高い海外研究者の招聘に継続的に取り組むことで、ナビゲーション研究の国際的な研究情勢などを把握するとともに本領域の国際的なプレゼンスを高めるとともに、国際的共同研究を促進する。当初計画との変更点は無い。各取り組みの内容は、以下のようになる。 【国際コンペティション】国際コンペティションを開催し,上位入賞者をシンポジウムなどへ招聘し解析手法の公表を依頼する。 【海外渡航、相互派遣支援】海外渡航と相互派遣についての支援を継続する。年度を通じて支援するため、年2回の募集を実施する。また、公募班からの応募も推奨し、国際的なナビゲーション研究の取り組みを推進する。
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Causes of Carryover |
次年度に国際コンペティションや国際シンポジウムを計画しており、研究者招聘や国際コンペティション入賞者招聘に使用する。
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Research Products
(34 results)
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[Journal Article] Orchestrated ensemble activities constitute a hippocampal memory engram2019
Author(s)
Ghandour Khaled、Ohkawa Noriaki、Fung Chi Chung Alan、Asai Hirotaka、Saitoh Yoshito、Takekawa Takashi、Okubo-Suzuki Reiko、Soya Shingo、Nishizono Hirofumi、Matsuo Mina、Osanai Makoto、Sato Masaaki、Ohkura Masamichi、Nakai Junichi、Hayashi Yasunori、Sakurai Takeshi、Kitamura Takashi、Fukai Tomoki、Inokuchi Kaoru
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Journal Title
Nature Communications
Volume: 10
Pages: 2637
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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