2019 Fiscal Year Annual Research Report
反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製
Project Area | Middle molecular strategy: Creation of higher bio-functional molecules by integrated synthesis. |
Project/Area Number |
15H05835
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
深瀬 浩一 大阪大学, 理学研究科, 教授 (80192722)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安田 誠 大阪大学, 工学研究科, 教授 (40273601)
中田 雅久 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50198131)
松原 誠二郎 京都大学, 工学研究科, 教授 (90190496)
土井 隆行 東北大学, 薬学研究科, 教授 (90212076)
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Project Period (FY) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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Keywords | 中分子 / 反応集積 / 生物機能制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
本領域では反応集積化などを利用した合成プロセスの飛躍的な効率化により中分子領域の化合物(分子量500-3000程度)の効率合成,さらにはその利用を目的としている.総括班では,研究者の交流,情報交換の促進,共同研究の支援,広報活動などを行った. 本年度は,“The 5th International Symposium on Middle Molecular Strategy(ISMMS-5)”,“新学術領域「反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製」第8回公開成果報告会”,“新学術領域「反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製」第9回公開成果報告会”を主催した.また,若手の交流促進,人材育成を目的として,“第7回 新学術領域研究「反応集積化が導く中分子戦略:高次生物機能分子の創製」若手シンポジウム”も開催した.なお,ISMMS-5は複数の国際学会とジョイントシンポジウムとすることで,より多くの招待講演者を招くとともに参加者数も100名を大きく超える規模とした.加えて,総括班予算で購入した測定機器を用い,班員が合成したサンプルを測定することで,本領域の研究推進を図った.また,本総括班で雇用した博士研究員が生物活性試験などを担当することで班員間の共同研究を推進した.他にも特にマイクロフロー合成の普及に力を入れた.マイクロフロー反応に習熟した班員の研究室で積極的に講習会を行ってもらうとともに,その研究室で他研究室からの学生や研究者の受け入れ,その技術指導を行った.これらの成果として多くの共同研究が進行中である.また,領域のHPを整理することで,これまで日本領域で得られた成果を分かりやすく一般の人々に公開した.併せてサイエンスカフェなどのアウトリーチ活動も積極的に推奨した.
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)