2019 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Discovery of the logic that establishes the 3D structure of organisms |
Project/Area Number |
15H05856
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
近藤 滋 大阪大学, 生命機能研究科, 教授 (10252503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芳賀 永 北海道大学, 先端生命科学研究院, 教授 (00292045)
秋山 正和 明治大学, 先端数理科学インスティテュート, 特任准教授 (10583908)
松本 健郎 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30209639)
上野 直人 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 教授 (40221105)
松野 健治 大阪大学, 理学研究科, 教授 (60318227)
武田 洋幸 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80179647)
井上 康博 京都大学, 工学研究科, 教授 (80442929)
大澤 志津江 名古屋大学, 理学研究科, 教授 (80515065)
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Project Period (FY) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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Keywords | 3D形態形成 / 折り畳み / 回転 / シミュレ―ション / 数理モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
終年度であり、各グループがこれまでの研究成果を統合し、当初の目的に到達できるように努める。総括班費は、各グループ間の交流と、共通機器の運営と消耗品、そのための人件費、成果の公開、に使用した。 主な共通機器は、ライトシート顕微鏡(武田研、上野研)、コンフォーカル顕微鏡(芳賀研)、汎用画像解析ソフトイマリス(松野研)、マイクロCT(近藤研)、3Dプリンター(松本研、秋山研)があり、常に、計画班員、公募班員の仕様が行われており、その回数等は、領域全体の報告書に記載している。 また、理論モデル作成のためのチュートリアル講義を、秋山が年数回行っており、そのための旅費と機材も、総括班費から購入している。 個々の班員の研究業績に関しては、班全体の報告書に譲るが、特に、総括班による班員の交流、共同研究の促進の結果として、若手の多くが昇進、あるいはポストを得たことを強調したい。具体的には、本研究領域の活動5年間で23名の若手研究者が常勤研究職に、18名が非常勤研究職に就いた。領域発足時に39歳以下だった3名の計画研究代表者は、准教授から教授への昇任2名、助教から准教授への昇任1名となった。研究領域内の受賞は、文部科学大臣表彰・若手科学者賞(H28)、第18回守田科学研究奨励賞を始め、国際的な賞1件、国内学会等29件、国内財団等8件となった。 総括班費の繰り越しが生じたが、その理由は、非常に班内での使用に対する要望が強かったマイクロCTに、使用者の責任ではない故障が生じ、修理までの期間に使用することが不可能であったことによる。幸い、修理は無償で行い、約半年の遅れは出たが、班員の要望にほぼ沿う形でマイクロCTの運用を次年度に行うことができた。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(24 results)