2019 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Science of hybrid quantum systems |
Project/Area Number |
15H05866
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
平山 祥郎 東北大学, 理学研究科, 教授 (20393754)
|
Project Period (FY) |
2015-06-29 – 2020-03-31
|
Keywords | ナノマイクロ量子システム / 新機能量子材料 / 量子効果 / 量子トランスデューサ / 高感度計測 |
Outline of Annual Research Achievements |
ハイブリッド量子科学の確立に向けて円滑に目標を達成できるよう総務、会議、国際交流、広報の各グループと協力して領域全体の進行を統括した。2019年度は本新学術領域の最後の年度であり、ハイブリッド量子科学の確立に向けた多くの目標を達成できるように、総括班は継続して各研究計画、公募研究さらにはそれらの共同研究活動を支援した。ハイブリッド量子科学の成果を内外に広くアピールすることを目指して、国際活動支援基金の採択を受けて活動する国際交流グループと連携して、2019年6月にカナダ、オタワでこの分野でアクティブなグループと共同で国際会議を開催するとともに、2019年12月には最後の国際会議を松江で開催した。松江では併せて国際諮問委員会も開催し、本領域の活動に関する外部評価を完了した。2018年度までに引き続き、年2回の領域会議、年3回の領域ニュースレターの発行、webによる情報発信の充実を図り、さらに、「ハイブリッド量子」を広めるアウトリーチ活動をNIIと協力して行った。また、新学術領域の成果の一環としてSpringer-Natureから出版予定の2冊の本について、各章がほぼ完成する段階まで漕ぎつけた。さらに、若手会議などを積極的に開催することで若手の交流も推進した。2020年2月以降、予定していた企業との交流会や領域内共同研究が新型コロナの影響で延期された。一部予算を2020年度に繰り越すことで、国内の領域内共同研究はほぼ完了した。残念ながら、企業との交流は十分には行えなかったが、本新学術をベースにした新しい学振の委員会R031 ハイブリッド量子ナノ技術委員会(委員長:平川東大教授)が設立され、ここで企業との交流が推進されることが期待される。なお、総括班の2019年度ならびにその繰り越し分の活動を支援するために、補佐員、総括と研究の両方を担当する博士研究員をおいた。
|
Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(161 results)