2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Cell Proliferation Control |
Project/Area Number |
19057004
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
岸本 健雄 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (00124222)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐方 功幸 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80142024)
稲垣 昌樹 愛知がんセンター(研究所), 発がん制御研究部, 部長 (30183007)
竹内 隆 鳥取大学, 医学部, 教授 (70197268)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 細胞周期 / 細胞増殖 / 細胞分化 / チェックポイント / サイクリン / CDK / CDKインヒビター / 多細胞体制 |
Research Abstract |
特定領域研究「細胞周期フロンティア-増殖と分化相関」(細胞増殖制御)は、平成19年度から5ヶ年計画で発足し、平成23年度末で終了を迎えた。本研究では、この特定領域研究の総括班業務を引き継ぎ、以下のように、領域終了にあたって領域としての研究成果をとりまとめ、その公開をはかった。 (1)「研究成果報告書」を、全班員(前期あるいは後期だけの公募班員や途中辞退者も含む、総計91名)をカバーした冊子体で作成した。本報告書は8章からなり、領域としての研究成果の概要だけでなく、各班員毎の研究成果の概要も掲載し、総頁数456頁の冊子となった。班員、関連研究者、文科省等に配付した。 (2)公開の領域終了シンポジウム「細胞増殖制御」を、平成24年8月30、31の両日、東京工業大学・蔵前会館(目黒区大岡山)で開催した。領域メンバーのうち、前後両期の参画者を中心として31名が講演発表した。参加者総数は約100名で、評価委員も出席した。領域としての主な研究成果を、概観できるシンポジウムとなった。 (3)領域の終了に伴う事後評価のためのヒアリングを、平成24年9月12日に文部科学省で受けた。後日、評価結果は「A」(研究領域の設定目的に照らして、期待どおりの成果があった)であるとの通知が届いた。 (4)領域ホームページで、上記の公開シンポジウムもアナウンスし、領域としての成果を発信した。 これらにより、本領域の設定によって得られた研究成果を周知するとともに、領域メンバー間の有機的な連携を再確認し、細胞周期制御関連分野の研究の今後の発展に資することができた。
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