2009 Fiscal Year Annual Research Report
| Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
|---|
| Project/Area Number |
20101001
|
|---|
| Research Institution | Hokkaido University |
|---|
Principal Investigator |
田畑 伸一郎 Hokkaido University, スラブ研究センター, 教授 (10183071)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩下 明裕 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (20243876)
唐 亮 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10257743)
上垣 彰 西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
宇山 智彦 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (40281852)
山根 聡 大阪大学, 世界言語センター, 教授 (80283836)
|
|---|
| Keywords | 世界システム / ロシア / 中国 / インド / 帝国論 |
|---|
| Research Abstract |
1.総括班会議を7月(北海道大学)と12月(法政大学)に開催し,本領域研究の研究方針,運営方針,国際シンポジウム・全体集会の準備,研究支援体制などについて話し合いを行った。
2.第1回国際シンポジウムを計画研究班「持続的経済発展の可能性」を中心に7月に北海道大学で開催した。主として経済の側面から地域大国の比較を行った。このシンポジウムに提出されたペーパーの一部は;本領域研究の『比較地域大国論集』第2号に収録した。また,この国際シンポジウムに合わせて,本領域研究のメンバー全員に呼びかけて全体集会を開催した。テーマとしては,ジェンダーと歴史認識を扱った。
3.第2回国際シンポジウムを計画研究班「エリート、ガバナンス、政治社会的亀裂、価値」を中心に12月に法政大学で開催した。主として内政の側面から地域大国の比較を行った。「地域大国の政治をどう比較するか」を議論するラウンドテ7ブルを設け,比較の方法論に関する議論を行った。これらの議論は,『比較地域大国論集』第3号に収録した。
4.『比較地域大国論集』を計3冊刊行した。また,本領域研究のホームページには,全体集会や各計画研究班の研究会で報告されたペーパーの多くが掲載され,ダウンロードして閲覧できるようになっている。本年3月の本領域研究ホームページの閲覧回数は,1カ月間で2万件を超えた。
5.本領域研究のニューズレターを計4回出版した。このニューズレターは,本領域研究のメンバー以外の希望者にもメールで送られており,送付者数は107人を数える。
|
