2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Emergence of Heavy Electrons and Their Ordering |
Project/Area Number |
20102001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
上田 和夫 東京大学, 物性研究所, 教授 (70114395)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀田 貴嗣 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (00262163)
榊原 俊郎 東京大学, 物性研究所, 教授 (70162287)
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Keywords | 強相関電子系 / 重い電子系 / 物性実験 / 物性理論 / 磁性 |
Research Abstract |
今年度の成果報告会は、第3回研究会として平成23年6月23日~25日まで東京大学物性研究所で開催した。ワークショップについては「多自由度強相関電子系の新しい量子相」が平成23年11月11日~12日新潟大学理学部において、「超伝導、多極子の物理における最近の話題」が平成24年1月10日~11日東京大学物性研究所で開催された。「カゴ状構造に宿る強相関物性」のワークショップは翌年度に繰り越し、平成24年9月26日~28日首都大学東京で開催された。 第2回重い電子系若手秋の学校は平成23年9月26日~30日高野山大学で開催された。今回も若手研究者が講師を務め、研究の最前線のテーマの紹介があり活発な質疑が交わされた。力作ぞろいのテキストは大変好評で、増刷をして希望者に配布したほか、物性研究から出版された。 総括班会議については、第11回を平成23年4月23日神戸大学、第12回を同年6月25日東京大学物性研究所、第13回を9月22日富山大学、第14回を平成24年3月27日関西学院大学において開催した。 ニュ―スレターについては、今年度も年2回の発行を予定通り行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
第3回研究会は予定通り開催され、当初の計画を上回る研究成果が発表された。第2回重い電子系若手秋の学校についても、当初の予想を上回る成果を上げたということが出来る。テーマを絞ったワークショップについては年3回程度の開催を予定していたが、計画の作成が年度後半にずれ込んだことにより、年度末の予定が非常に立て込むことになり1件のワークショップについては平成24年度に繰り越すこととした。 総括班会議、ニュースレターの発行についても予定通り進行した。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度に繰り越された「カゴ状構造に宿る強相関物性」のワークショップは平成24年9月26日~28日首都大学東京で開催され、計画の目的を達成した。
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Research Products
(1 results)