2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Molecular Soft-Interface Science |
Project/Area Number |
20106001
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
前田 瑞夫 独立行政法人理化学研究所, 前田バイオ工学研究室, 主任研究員 (10165657)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗原 和枝 東北大学, 原子分子材科科学高等研究機構, 教授 (50252250)
高井 まどか 東京大学, 工学研究科, 教授 (40287975)
高原 淳 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (20163305)
長崎 幸夫 筑波大学, 数理物質科学研究科, 教授 (90198309)
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Keywords | ソフトインターフェース / 界面科学 / 高分子電解質 / 機能材料 / 分子基盤 / 分子計測 / 分子認識 |
Research Abstract |
本研究グループは「ソフトインターフェースの分子科学」の総括班であり、3つの研究項目(ソフト界面分子基盤(A01)、ソフト界面分子計測(A02)、ソフト界面分子認識(A03))に関して、円滑な研究実施や連携研究の支援を行うこと、ならびに本領域内外への研究情報の発信と交流を推進することを目的としている。また、若手研究者の育成や支援も積極的に行う。 平成22年度は、第4回、第5回の計2回の公開シンポジウムを行った。第4回公開シンポジウムでは、研究成果の発信に加え、関連分野の研究者を講師として招聘し講演をしていただくことで交流を深めた。また非公開の研究成果発表(領域会議)もあわせて行い、領域メンバー相互の間の十分な研究情報の交流と意志の疎通を図った。第5回の公開シンポジウムでは、公募研究グループの成果発信を中心に催された。評価グループ(岡野、梶山、小林、中西)は、高い見地から本領域研究運営についての助言を与えた。総括班中心メンバーによる計2回の運営会議では、領域としての活動方針の策定を昨年度に引き続き行った。特に本年度は、「界面と水」をテーマにした勉強会(ワークショップ)や、共同研究促進を目的とした各領域メンバーの研究手法等を習得する「研修コース」を企画運営した。 さらに本年度は、高原、栗原、前田らが中心となり、環太平洋国際化学会議Pacifichem2010(ホノルル)において「ソフト界面の化学と物性・機能」に関する国際シンポジウムを企画・運営した。本領域メンバーからも数多く発表を行うことで、国外へ研究成果をアピールしたことに加え、米国、カナダ、オーストリア、中国、韓国など数多くの海外研究者らとの交流を深めることができた。
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Research Products
(2 results)
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[Remarks] 総括班活動記録(会議・シンポジウムの主催)第5回公開シンポジウム(東京都新宿区):2011年2月3日、4日 第9回運営会議(東京都新宿区):2011年2月3日 Chemistry and Functional Properties of Soft Interfaces, PACIFICHEM2010(Honolulu, Hawaii, USA):2010年12月15、16、18日 第5回領域会議(大阪府吹田市):2010年7月2日 第8回運営会議(大阪府吹田市):2010年7月1日 第4回公開シンポジウム(大阪府吹田市):2010年7月1日(ワークショップ)テーマ「ソフト界面と水」(福岡市東区):2010年8月10日、11日(研修コース)「ラマン分光法による表面測定法」(関西学院大学尾崎研究室):2010年8月25日「和周波発生(SFG)分光法による固/液界面計測」((独)物質・材料研究機構魚崎研究室):2010年8月23日「表面力・ずり測定法」(東北大学栗原研究室):2010年8月16日-18日「ナノインプリンティングと表面濡れ性評価」(九州大学高原研究室):2010年8月9日(ニュースレター発行)Vol.4:平成22年2月28日、Vol.5:平成22年9月10日