2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Coral Reef Science for Symbiosis and Coexistence of Human and Ecosystem under Combined Stresses |
Project/Area Number |
20121001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
茅根 創 The University of Tokyo, 大学院・理学系研究科, 教授 (60192548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 一彦 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (50153838)
山野 博哉 (独)国立環境研究所, 地球環境センター, 主任研究員 (60332243)
山口 徹 慶磨義塾大学, 文学部, 准教授 (90306887)
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Keywords | サンゴ礁 / 共生・共存 / 国際研究 / 社会適用 / 人材育成 |
Research Abstract |
総括班サンゴ礁共生・共存未来戦略の目的は,新学術領域サンゴ礁学-複合ストレス下の生態系と人との共生-共存未来戦略-の目標達成のために, 1) 学際的な研究の連携を進め, 2) フィールド支援体制を整備し, 3) 学術的な成果を社会に適用し, 4) そのための人材を育成することである. 1) 学際的な連携のために, 本年度は総括班会合を4回, ワークショップを2008年11月(静岡)と2009年3月(瀬底島と石垣島)の2回開催して, 全体の目標にあわせて各班の目標と研究内容をすりあわせた. その結果, 飼育実験, 野外観測, ボーリング調査等について, 複数の班が共同で調査を行う方針が決まった. 2) フィールド支援体制の整備のために, 沖縄本島瀬底島の琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底実験所と, 石垣島の国際サンゴ礁モニタリングセンター, WWFしらほ村において, 設備等の視察を行った. 3) 成果の社会適用のために, 日本サンゴ礁学会において本新学術領域の目的と内容を公表して, 広く学会から意見を求めた. 4) 人材育成のために, 瀬底島と石垣島において実施したワークショップに, 多数の大学院学生を参加させた. また本年度は, 事務局体制を整備して, ホームページ, メイルリストを立ち上げた.
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Research Products
(4 results)