2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Coral Reef Science for Symbiosis and Coexistence of Human and Ecosystem under Combined Stresses |
Project/Area Number |
20121001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
茅根 創 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60192548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 一彦 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (50153838)
山野 博哉 独立行政法人国立環境研究所, 生物、生態系環境研究センター, 主任研究員 (60332243)
山口 徹 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90306887)
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Project Period (FY) |
2008-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | サンゴ礁 / 共生・共存 / 国際研究 / 社会適応 / 人材育成 |
Outline of Annual Research Achievements |
総括班サンゴ礁共生・共存未来戦略の役割は,1) 学際的研究の連携と推進,2) 支援体制整備,3) 成果の社会への適用,4)人材育成の4点である.平成24年度は,上記4項目を推進するため,以下を実施した.1) 学際的研究の連携と推進のため,昨年度設定した3つの連携課題(複合ストレス,生態系応答,社会システム)を分野横断研究として推進するため,総括班会合を開催し領域全体の連携を確認した.さらに 6~9月にかけて計画研究班合同の調査を石垣島で実施した.このように計画研究班が連携した成果を発表した.2) 支援体制整備および4) 人材育成の一環として,9月に琉球大学瀬底研究施設を拠点に全国の大学生を対象にしたサマースクールを開催した.ポスドクなどの若手も企画運営に参画し,若い学生への指導を行うなど,幅広い視野を有した若手が育っている.3) 成果の社会への適用については,石垣島白保住民及び名蔵住民を対象にした成果報告会とポスター展を通年で開催し,現地NGOのWWFジャパンとの連携を強化した.広く一般への成果発信としては,ニュースレターvol.6を2千部発行,ウェブサイトでは随時成果論文のハイライトを紹介し,研究成果を広く国民に発信した.さらに11月には,日本サンゴ礁学会第15回大会において、公開シンポジウム「サンゴ礁学の成果と展望」及び「変化する環境と生態系」を,3月には,沖縄県立博物館・美術館において,一般公開シンポジウム「暮らしの中のサンゴ礁」を開催した.海外への成果発信としては,年7月にオーストラリアで開催された国際サンゴ礁学会にミニシンポジウム「Coral reef response to multiple stresses: organisms to ecosystems 」において最終成果を発表するとともに,海外研究者との情報交換を進めた.
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)