2022 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Establishment of pH Biology |
Project/Area Number |
20H05787
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高橋 重成 京都大学, 工学研究科, 准教授 (70604635)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
栗原 晴子 琉球大学, 理学部, 教授 (40397568)
船戸 洋佑 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60505775)
岡村 康司 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80201987)
久保田 好美 独立行政法人国立科学博物館, 地学研究部, 研究主幹 (80710946)
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Project Period (FY) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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Keywords | pHストレス適応 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年10月1日~2日に第3回総括班会議および市民向け講座を国立科学博物館(上野本館)にて開催した。総括班会議においては、当該年度中の研究実施案の確認および次年度以降の研究計画について審議した。市民向け講座においては、計画研究者4名、分担研究者2名、評価者1名、領域外アドバイザー2名、その他関連研究者や一般市民を含む総勢約300名が一堂に会し、「pH/CO2が支える地球上の生命」について、関連研究者および一般市民に向けて口演およびパネルディスカッションを行うことで、啓蒙活動を実施した。さらに、令和5年3月15日に第100回生理学会大会にて「第100回記念シンポジウム」という冠の下、「pHが支える地球上の生命―地球環境がもたらした生命進化とその未来」についてシンポジウムを開催し、参加者総勢100名に対して計画研究者4名、分担研究者2名が講演した。また、令和5年1月21日に神奈川県の某私立女子中学高等学校に出向き、領域代表と分担研究者1名が研究とは何か?について三時間講演してほしいとの依頼を受け、留学体験やpH応答生物学に関する研究の紹介を行うことにより、次世代を担う子供たちへの積極的な啓蒙活動を行った。さらに、本領域の大きな特色の一つである医学・生理学研究者と海洋生物学研究者との融合研究を体現するべく、領域として力を集結することにより、pHストレスに極めて脆弱でありかつ未だゲノム解析が行われていないサンゴからのゲノム抽出およびRNA抽出に世界で初めて成功し、全ゲノム配列の決定に至った。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article] N-Methylamide-structured SB366791 derivatives with high TRPV1 antagonistic activity: toward PET radiotracers to visualize TRPV12022
Author(s)
Kida T, Takahashi N (Co-first author), Mori MX, Sun JH, Oota H, Nishino K, Okauchi T, Ochi Y, Kano D, Tateishi U, Watanabe Y, Cui Y, Mori Y, Doi H.
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Journal Title
RSC Medicinal Chemistry
Volume: 13
Pages: 1197~1204
DOI
Peer Reviewed
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