2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Quantum cybernetics - interdisciplinary studies of quantum controls and developments toward quantum computing |
Project/Area Number |
21102001
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
蔡 兆申 独立行政法人理化学研究所, 巨視的量子コヒーレンス研究チーム, チームリーダー (30469910)
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Keywords | ジョセフソン回路 / 量子ドット / 分子スピン / 冷却原子 / イオントラップ / 量子光学 / 混合量子系 / 量子サイバネティクス |
Research Abstract |
総括班は研究領域内の融合的研究の推進を図るため、以下の活動を行った: 1.総括班会議を2回開催(8月5日、12月9日) 2.領域融合ワークショップ開催:第1回:「量子情報処理用マイクロ波測定装置の開発」、10月25日、於:NECつくば研 第2回:「量子推定理論の基礎と進展」、1月18日、於:阪大 第3回:「Quantum transport in biological systems」,「Sending a photon backwards in time」、1月28日、於:大阪 第4回:「Surface code量子誤り訂正」、2月23, 24日、於:阪大 第5回:「多様な物理系の量子光学:'原子'-光子強結合系」、3月22, 23日、於:京都(予定) 3.領域内の融合研究を目的としたインターン交換派遣の実現:阪大北川研 田淵豊氏 理研蔡研派遣(2か月) 大阪市立大 野崎幹人氏と林信介氏 京大高橋研派遣(各1か月) 4.領域のすそ野を広げ人材育成を図るため、「量子情報学生チャプター」なる学生研究サークルの活動をサポート。具体的には「関東チャプター」会議(4回)、「関西チャプター」会議(2回)をサポート。 5.領域活動の一般市民への宣伝(国民との科学技術対話)のため、以下の活動を行った:プレスリリース:「超伝導人工原子を組み込んだ新量子光学デバイスを開発-単光子増幅器、人工原子を並べた量子メタ材料、光スイッチなどへの応用も-」、2010年5月10日。5/10:NIKKEI NET総合、5/11:日刊工業新聞、マイコミジャーナル、ELISNET、等掲載。市民講座:理研一般公開講演「量子の制御とコンピュータ」を計画した(4月23日)。 6.日本物理学会シンポジュウム「多様な物理系での量子制御」開催(2011秋)を提案。 7.ニュースレターをホームページに掲載並びに各関係者へ配信(3回:5月、8月、12月)。
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Research Products
(2 results)