2012 Fiscal Year Annual Research Report
Quantum Cybernetics Steering Committee
Project Area | Quantum cybernetics - interdisciplinary studies of quantum controls and developments toward quantum computing |
Project/Area Number |
21102001
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
蔡 兆申 独立行政法人理化学研究所, 巨視的量子コヒーレンス研究チーム, チームリーダー (30469910)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | ジョセフソン回路 / 量子ドット / 分子スピン / 冷却原子 / イオントラップ / 量子光学 / 混合量子系 / 量子サイバネティクス |
Outline of Annual Research Achievements |
総括班は研究領域内の融合的研究の推進を図るため、以下の活動を行った: 1.総括班会議を2回開催(6月21日~22日、12月13日)。2.領域融合ワークショップ開催:第12回:「磁気相転移と量子シミュレーション」、6月6日、於:阪大。第13回:“Studying many-body physics through classical and quantum coding theory”、9月3日、於:阪大。3.領域内の融合研究を目的としたインターン交換派遣の実現:阪大産業科学研究所大学院生-阪大・藤原研究室(2週間)、阪大産業科学研究所大学院生-阪大・鈴木・水落研究室(2週間)、東工大大学院生-東京大・樽茶研究室(1年間)、大阪市立大大学院生-Weizmann Institute of Science, Israel(1ヶ月)、University of Modena大学院生-大阪市立大(1週間)。4.領域のすそ野を広げ人材育成を図るため、「量子情報学生チャプター」なる学生研究サークルの活動をサポート。具体的には「関東チャプター」会議(3回)、「関西チャプター」会議(3回)をサポート。5.領域活動の一般市民への宣伝(国民との科学技術対話)のため、以下の活動を行った:サイエンスレクチャー:理研一般公開講演「量子と情報」於:理化学研究所(4月21日)、SSH連携講座「量子の世界を覗いてみよう」於:長野県屋代高等学校付属中学校(7月20日)、SSH連携講座II「秘密は量子で守る:量子計算と量子暗号通信」於:長野県屋代高等学校(7月20日)、科学ライブショー「ユニバース」ノーベル賞特別番組「量子のへんてこな世界を操作する」於:科学技術館(東京都千代田区)(10月27日)。6.ニュースレターをホームページに掲載並びに各関係者へ配信(3回:8月、11月、2月)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新学術領域を生み出すための各種方策を立案し、実行してきた。「領域融合インターンシップ」の実行、「領域融合ワークショップ」の運営などを進めている。ニュースレターの発行などの活動により、量子サイバネテックスの知名度も上がっている。
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Strategy for Future Research Activity |
新学術領域の更なる融合的な確立を目指し、領域内の各研究グループ間の共同研究の計画を加速する。そのために、各研究グループで具体的な計画を立て、それを進める。
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