2009 Fiscal Year Annual Research Report
ヘテロ複雑システムによるコミュニケーション理解のための神経機構の解明
Project Area | The study on the neural dynamics for understanding communication in terms of complex hetero systems |
Project/Area Number |
21120001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
津田 一郎 Hokkaido University, 電子科学研究所, 教授 (10207384)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西浦 廉政 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (00131277)
大森 隆司 玉川大学, 工学部, 教授 (50143384)
水原 啓暁 京都大学, 情報学研究科, 講師 (30392137)
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Keywords | 複雑系科学 / 数理物理 / 情報工学 / 脳神経科学 |
Research Abstract |
総括班は各研究項目間の共同研究を推進し、研究全体を支援することを目的としている。今年度の実績は以下のとおりである。 1.幹事会1回、総括班会議2回、全体会議1回を行い、研究の方向性を徹底的に検討した。特に、理論と実験の共同研究提案について各計画班から計画を提案してもらいそれを詳細に検討する作業を複数回行った。C班のロボット研究と言語研究について、その提案内容を専門家を交えて詳細に検討し、数理理論、力学系理論、身体性理論の立場から新たな提案を行い、研究計画の修正を行うなどした。また、総括班会議、全体会議では内部審査委員、文科省学術調査官に参加を依頼し、意見をいただく機会を設けた。 2.Dynamic Brain Forumの準備を行った。2011年6月に北海道で開催されるICCN2011の中でDBFを開催することが決まった。DBFの準備として次回からの海外開催候補地と現地責任者を2年後まで決定した。 3.ICCN2011の組織を新学術の幹事が中心となって立ち上げた。これは新学術の成果発表の場となるという位置づけである。候補地の決定、新学術のスロットを含むプログラムの大枠を決定した。 4.領域のホームページを立ち上げた。すでに機能している。 5.理化学研究所に事務局を置くDynamic Brain Platform内に領域のプラットホームを構築し、班員間のディスカッションや共同研究のためのデータ取得を行う非公開ページと領域ホームページとリンクする公開ページの両方を構築した。領域ホームページとDBPFプラットホームの新学術側の管理体制を強化するためポラリス社と提携し、この作業を行うこととした。 6.領域のニュースレターを発刊した。 7.新たな新学術領域研究である「包括脳」と連携することになった。2010年7月に開催される包括脳シンポジウムへの参加準備を行った。
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Research Products
(16 results)