2010 Fiscal Year Annual Research Report
ヘテロ複雑システムによるコミュニケーション理解のための神経機構の解明
Project Area | The study on the neural dynamics for understanding communication in terms of complex hetero systems |
Project/Area Number |
21120001
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
津田 一郎 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (10207384)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西浦 廉政 北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (00131277)
大森 隆司 玉川大学, 工学部, 教授 (50143384)
水原 啓暁 京都大学, 情報学研究科, 講師 (30392137)
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Keywords | 複雑系科学 / 数理物理 / 脳神経科学 |
Research Abstract |
総括班は各研究項目間の共同研究を推進するとともに各研究項目に研究項目担当者をあて、各研究項目のグループ内の共同研究を推進した。円滑な推進のために、領域の総括として津田一郎、総括補佐として西浦廉政、領域事務局として水原啓明、平厚子(技術補佐員)、企画調整として大森隆司、乾敏郎を配置した。また、研究項目へB,Cの項目担当者としてそれぞれ金子邦彦、山口陽子、大森隆司を配し、領域間の共同研究、特に理論と実験の共同研究を推進した。その結果、具体的な共同研究として、Aの津田班とBの水原班;Aの津田班、西浦班とBの山口班;Aの金子班とBの山口班、Cの橋本班がスタートした。総括班は幹事会、総括班会議を主宰し、研究を確実に実行するための枠組みを常に再構築し共同研究を推進した。総括班は計画班、公募班からなる全体会議を組織し、班員の研究を補助し集約した。総括班会議において、Dynamic Brain Forumの準備を行った。領域のホームページを統括し、研究活動などを逐次公開し広報に努めている。さらに、理化学研究所に事務局を置くDynamic Brain Platform内に領域のプラットホームを構築し、班員間のディスカッションや共同研究のためのデータ取得を行う非公開ページと領域ホームページとリンクする公開ページの両方を構築した。現在、各班員の業績、動的脳に関する実験、理論の雛型モデルが共用となっている。さらに、平成22年7月に代表の津田が一般市民を対象としたサイエンスカフェを札幌市紀伊国屋書店にて「コミュニケーションする脳!?-脳をカオスで語る」と題して行った。100名を超える市民が参加し、活発な質疑応答があった。市民から寄せられた多くの質問に対して、一問一答として、津田が回答し、ネット配信した。高校生理科教室を理研で開催、領域で行っている実験への体験学習を行い大変好評であった。
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Research Products
(19 results)
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[Presentation] Fractal Encoding in Hippocampal CA12010
Author(s)
Yutaka Yamaguti
Organizer
Comprehensive Brain Science Network-summer workshop (The study on the neural dynamics for understanding communication in terms of complex hetero systems, Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (2009-2013))
Place of Presentation
Hotel Sapporo Geibunkan (Hokkaido)
Year and Date
2010-07-27
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