2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Molecule Activation Directed toward Straightforward Synthesis |
Project/Area Number |
22105001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
茶谷 直人 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30171953)
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Keywords | 分子活性化 / 結合活性化 / 直截的分子変換 |
Research Abstract |
本年度は本学術領域研究が発足してから1年目である。10月初旬に12名の計画班員だけで、岐阜でキックオフミーティングを開催し、班員全員が研究紹介・今後の方針を発表した。「分子活性化」をキーワードとして、発足したが、有機合成化学、不均一系表面物性化学、高分子科学、生物無機化学など班員の分野が違うことから、新学術領域「分子活性化」を創成する意味が大きいと改めて感じることができた。さらに、今後の「分子活性化」の進め方など討議し、公開シンポジウムや国際シンポジウムを開催するだけでなく、(1)若手セミナーの開催、(2)国内外における学会やシンポジウムのプレあるいはポストシンポジウム、あるいは企画シンポジウムなどの開催することによる「分子活性化」の啓蒙活動、(3)出版物による「分子活性化」の啓蒙(4)共同研究のための旅費補助、(5)若手研究者の海外講演旅行の補助などを行うことが確認された。 1月には、宮浦先生の特別講演と計画班員全員による、第1回公開シンポジウムを東工大で開催した。公募申請を予定している研究者をはじめ多くの参加者があった。 本新学術領域は、若手育成も大きな目的の一つである。40歳以下の計画班員とそのスタッフによる第1回若手セミナーを分子科学研究所で開催した。全員が、研究発表し、お互いの化学を理解するだけでなく、懇親も大いに深めることができた。また、お互いに刺激することで、切磋琢磨していけると期待している。さらに若手教員育成の一環として、海外講演旅行の支援を2件行った。
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Research Products
(5 results)