2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Molecule Activation Directed toward Straightforward Synthesis |
Project/Area Number |
22105001
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
茶谷 直人 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30171953)
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Project Period (FY) |
2010-06-23 – 2015-03-31
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Keywords | 分子活性化 / 結合活性化 / 直截的分子変換 / 反応活性種 / 反応場 |
Research Abstract |
本年度は本学術領域研究が発足してから3年目である。第1期の公募班としては、2年目で最後の年度となる。5月18-19日に金沢で第3回公開シンポジウムを開催し、18名の班員が研究成果を発表した。第4回公開シンポジウムは、平成25年1月31日-2月1日に福岡で開催し、19名の班員が発表した。分子活性化国際シンポジウムは、毎年開催の予定であるが、本年度は第2回分子活性化国際シンポジウムとして11月11-12日に奈良で開催した。5名の外国人研究者を招へいし、7名の班員が発表した。共同研究に関係する班員の旅費の補助を3件行った。 本新学術領域は40歳以下の若い班員の割合が多く、若手の公募班員および計画班の若手スタッフを中心に第3回若手セミナーを8月31日―9月1日に花巻で行った。今回から、若手外国人も招へいすることにし、2名招へいした。議論も活発で、ひじょうに好評だったので、次回から若手国際セミナーとすることに決定した。さらに若手教員育成の一環として、海外講演旅行の支援を行っているが、本年度は3件の応募があり、審査の結果、3件とも補助することとした。 「分子活性化」の啓蒙活動の一環として、3名の外国人研究者を招へいし、幾つかの大学を訪問し、分子活性化に関する意見交換を行った。それとは、別に日本化学会の春季年会において、有機化学ディビジョン、グリーンケミストリーディビジョンの共催でアジア国際ンシンポジウムを開催した。これらの事業の詳細は、毎月発行するニュースレターに記載している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
最終成果報告書にもリストを記載しているが、論文を見ても順調に成果がでていることがわかる。当初の予定以上に順調に進展しているので、基本的には、このまま予定通り進めていく。本新学術領域は40歳以下の若い班員の割合が多く、若手の公募班員および計画班の若手スタッフを中心に若手セミナーを開催しているが、今回から、若手外国人も招へいすることにし、2名招へいした。議論も活発で、ひじょうに評判もよかったので、来年度から若手国際セミナーとすることが決まった。ただ、共同研究の数がやや少ないので、これを増やしていきたい。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定以上に順調に進展しているので、基本的には、このまま予定通り進めていく。ただ、共同研究が少し少ので、積極的に進めていきたい。この点に関しては、公募要領には、共同研究を提案するように求めた。
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Research Products
(6 results)