Administrative Group
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
新学術領域研究「発がんスパイラル」総括班は、平成22年度、研究代表者の畠山に加え、連携研究者である総括班員が各研究班を統括し、「感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換」研究の目的達成に向け発足初年度円滑な領域運営を進めた。実際の領域運営は、各総括班員が分担・協力して各々の研究班を有機的に組織し、同時に領域全体の研究方針の策定や企画調整を行った。代表者は各連携研究者と研究の効果的推進方策を検討し、総括班会議を開催して運営方針を検討した。第一回の総括班会議は平成22年8月2日に東京大学医学部で開催され、総括班の予算執行に関する討議が行なわれた。また、当該研究領域・分野の学問的水準を常に世界の最高レベルに維持すべく、感染がんに関連した研究分野において国際的な研究を展開している研究者を招聘する国際シンポジウムを平成23年2月1日-3日の間、東京大学鉄門講堂にて開催した。今回は、炎症・発がん・免疫とチロシンリン酸化/脱リン酸化との接点をテーマに、国外から10名の世界的研究者を招待するとともに、7名の計画研究者全員、17名の国外研究者が最先端の成果を発表し、100名を越す参加者から活発な質疑応答が行なわれた。この会を通して、新たな共同研究につながる多くの国際的な交流が生まれ、シンポジウムはきわめて成功裏に終了した。また、本研究領域のホームページを日本語・英語で開設し、その内容は逐次更新されている。さらに、がん支援研究(新学術領域)を通して、「発がんスパイラルの研究を積極的に公開している。本年度の研究成果の複数は全国紙に掲載され、社会に広く知らされた。
All 2011 2010
All Journal Article (10 results) (of which Peer Reviewed: 6 results) Presentation (10 results)
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