2012 Fiscal Year Annual Research Report
Infection/inflammation-assisted acceleration of the carcinogenic spiral and its alteration though vector conversion of the host response to tumors
Project Area | Conversion of tumor-regulation vector to intercept oncogenic spiral accelerated by infection and inflammation |
Project/Area Number |
22114001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
畠山 昌則 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40189551)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 癌 / 感染症 / 炎症 / 免疫 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成24年度は研究代表に加え連携研究者である総括班員(7名)が下記の活動を通して、「感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換」研究の目的達成に向けた領域運営を進めた。まず、平成24年6月に東京大学において第一回目の総括班会議を開催した。同時に、計画研究班ならびに公募研究班の代表者による研究の進捗発表会を開催した。この発表会に平行して、外部評価委員3名による研究進捗ならびに研究成果の達成度に関する評価、助言をいただいた。また、9月に行われた文科省での中間評価会に向け、8月にアドホックの総括班会議を複数回開催し資料作成等の準備を進めた。一方。個々の班員は、がん研究の社会還元のため市民公開講座を積極的に進めるとともに、新聞報道などにより具体的な研究成果の発信に努めた。一方、本領域では当該研究分野の学問的水準を常に世界の最高レベルに維持すべく、感染・炎症がんに関連した研究分野において指導的立場にある、あるいはきわめて活発な研究を進めている気鋭の国内外研究者を招聘する国際シンポジウムを毎年開催するとともに、海外との積極的な共同研究を推し進めている。平成24年度は金沢大学がん研究所との共催(開催地、金沢)で行われ、5名の海外招待演者を含め延べ200名を超す参加者のもと成功裏に終了した。平成25年度の国際シンポジウムは札幌での開催を予定している。また、「発がんスパイラル」ホームページの内容の随時更新と一層の充実化に努めるとともに、10月に公募研究の成果を中心とした二報目の「発がんスパイラル」会報を発行し、班員間の情報交換を進めるとともに連携を高めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成24年度に行われた班全体の活動に対する外部評価ならびに文部科学賞による中間評価(A評価)では、順調な班の運営と有益な研究協力体制の構築が評価されたと考える。過去3回開催された国際シンポジウムも質の高いレベルで成功裏に終了しており、班の活性化に有益な役割を担っていると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
研究課題は順調に進んでいると考えており、所期の計画からの大きな変更点はない、今後の2年間は、これまで基礎基礎研究に軸足を置いてきた研究も、DDSなどを積極的に活用し、出口としてのがん治療をより意識した研究をより積極的に推進させるべく班運営を進めていきたい。
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Research Products
(39 results)