2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Genetic bases for the evolution of complex adaptive traits |
Project/Area Number |
22128001
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
長谷部 光泰 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 教授 (40237996)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉谷 滋 独立行政法人理化学研究所, 形態進化研究グループ, グループリーダー (00178089)
深津 武馬 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 研究グループ長 (00357881)
嶋田 透 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (20202111)
川口 正代司 基礎生物学研究所, 共生システム研究部門, 教授 (30260508)
藤原 晴彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (40183933)
西山 智明 金沢大学, 学際科学実験センター, 助教 (50390688)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 複合適応形質 / 進化学 / ゲノム生物学 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究領域では、複合適応形質がどのように進化するのかを研究し、従来の進化理論で複合適応形質の進化を説明できるのか、あるいは、新しい共通理論が必要なのかを明らかにすることを目指している。総括班では計画・公募研究の支援をするとともに、各研究結果の一般性を探り出すことを目的として活動した。1領域会議:領域代表(長谷部)、領域事務担当(川口)を中心として、6月と3月に領域会議を開催した。6月は本年度の研究計画、3月は本年度の成果発表を行い、それぞれの講演要旨集を作成し、領域web pageで公開した。班員間の情報共有、今後の研究方針などを議論した。同時に総括班会議を行い、領域運営について意見交換を行った。2ゲノム支援活動:計画班、公募班のゲノムの解析支援を行った。支援内容については西山班が解析方法について助言するとともに、総括班と西山班班員を加えたゲノム支援委員会で審査し決定した。博士研究員1名、技術支援員1名を雇用し支援業務を行った。方法開発班員と各研究のインフォマティクス担当者が4回情報交換会を開いた。これによりインフォマティクス研究者のネットワーク形成と若手人材育成を行うことができた。インフォマティクスオープンセミナーを開催し、領域内への最新情報の提供とともに領域外への研究成果発信を行った。3遺伝子機能解析技術支援活動:遺伝子機能解析技術支援担当(藤原)が中心となって少人数の研究者・大学院生等を対象とした技術講習会を開催した。 4国際シンポジウムの開催:領域の成果発表と今後の展開を模索するため国際シンポジウムを開催した。5ホームページ・ニュースレター作成:ホームページ・ニュースレター担当(深津)を中心として、ホームページ作成管理およびニュースレター発行を行った。6若手ワークショップ:関連集会担当(嶋田)を中心に若手研究者のためのワークショップを開催した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
順調に進行した。新規DNA増幅法を用いることで解読能力を向上させることができることがわかり、同法を支援班で確立するために予算を繰り越したが予定どおり研究が進行し、領域活動支援に多いに役だった。
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Strategy for Future Research Activity |
当初予定通り推進する。
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Remarks |
研究成果公開
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Research Products
(1 results)