2022 Fiscal Year Annual Research Report
Foundation of "Machine Learning Physics" --- Revolutionary Transformation of Fundame ntal Physics by A New Field Integrating Machine Learning and Physics
Project Area | Foundation of "Machine Learning Physics" --- Revolutionary Transformation of Fundamental Physics by A New Field Integrating Machine Learning and Physics |
Project/Area Number |
22H05111
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
橋本 幸士 京都大学, 理学研究科, 教授 (80345074)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
富谷 昭夫 大阪国際工科専門職大学, 工科学部, 助教 (50837185)
野尻 美保子 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (30222201)
大槻 東巳 上智大学, 理工学部, 教授 (50201976)
田中 章詞 国立研究開発法人理化学研究所, 数理創造プログラム, 上級研究員 (20791924)
樺島 祥介 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80260652)
福嶋 健二 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (60456754)
今田 正俊 早稲田大学, 理工学術院, 上級研究員(研究院教授) (70143542)
永井 佑紀 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, システム計算科学センター, 副主任研究員 (20587026)
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Project Period (FY) |
2022-06-16 – 2027-03-31
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Keywords | 機械学習 / 物理学 |
Outline of Annual Research Achievements |
総括班においては、まず、領域発足後のキックオフ研究会を開催し、本領域に参加するほぼすべての研究代表者、研究分担者(総括班と計画研究の全てを含む)が京都大学に集まり、それぞれの研究の計画や現在の進捗状況、そして今後の見通し等を深く話し合った。これはこの領域の発足において、最も重要な役割を果たし、総括班は領域全体を統括する役目を持つため、それぞれの計画研究の状況把握し、相互の交流を今後組織していく上で、領域の運営の効率的な開始となった。また、領域の外へ向けての情報発信の基盤を築くため、領域のホームページ、領域のTwitter、領域のメーリングリスト等などを設置し、それらの運用を開始した。加えて、 初年度の3月には、日本物理学会年次大会において、本領域と日本物理学会の共済シンポジウムを総括班で開催し、総括班の研究分担者(これは計画、研究の研究、代表者と同一である)が、登壇、それぞれの計画研究の それまでの実績や今後の方向性について、物理学会の会員に報告を行った。この場での多様な議論により、領域の5年間の方向性が実態を持ったものとして、物理学会の会員に広く周知された。また、初年度から公募により 雇用予定であったインターフェイス教員は、順調に公募が開始され、第二年度より雇用が京都大学及び早稲田大学において開始された。インターフェイス教員は、領域の内外の研究をつなぐ領域セミナーを開始し、計画研究や公募研究の間を取り持つ役割を発揮し始めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本領域の総括班は、まず初年度において、研究計画調書に記載したような、領域の設置、そして開始、といった目標を達成できたという意味で順調に進捗していると考えている。特に、機械学習の研究の進展は、世界で非常に早く革新的に行われており、これらの 研究を本領域に活かしていくためには、対外的な交流(これは研究において、そして研究環境において、両方を含む)が重要であるが、初年度はホームページの設置やキックオフ研究会、そして日本物理学会との共済、シンポジウム等を通じて順調に対外的な交流が実施され 有機的に成長し始めていると考える。したがって、初年度の研究計画としては、総括班の実施状況は順調であり、第2年度の研究に順調に接続できると考える。ただし、インターフェス教員の雇用が当初考えられた時期よりも遅れており、雇用人件費を次年度に繰り越さねばならなかった。この点だけが時期的な意味で、若干次年度以降の総括班の活動に影響を与えている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、総括版雇用のインターフェース教員を最大限活用し、領域内の研究交流の促進、また、領域内外をつなぐ研究交流の促進を実施していくことで、 学習物理学領域の基盤設置と対外的な周知を進めていく。特に国際研究集会を学習物理学の名前で開催し、日本だけでなく、海外の同様のコミュニティーの研究者を招聘して講演をしていただくことで、本領域の研究を促進することとする。加えて、領域会議を開催することにより、領域内の各計画研究と総括班もしくは各計画研究と公募研究班、これらの間の研究の交流を促進する。
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Research Products
(7 results)