2012 Fiscal Year Annual Research Report
Materials Science on Synchronized LPSO Structure - Innovative Development to Next-generation Lightweigt-structural Materials -
Project Area | Materials Science of synchronized LPSO structure -Innovative Development of Next-Generation Lightweight Structural Materials- |
Project/Area Number |
23109001
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
河村 能人 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 教授 (30250814)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萩原 幸司 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10346182)
乾 晴行 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30213135)
相澤 一也 独立行政法人日本原子力研究開発機構, その他部局等, 研究主幹 (40354766)
奥田 浩司 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50214060)
古原 忠 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (50221560)
中谷 彰宏 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50252606)
木村 滋 公益財団法人高輝度光科学研究センター, その他部局等, 研究員 (50360821)
君塚 肇 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (60467511)
東田 賢二 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70156561)
中島 英治 九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (80180280)
大橋 鉄也 北見工業大学, 工学部, 教授 (80312445)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 環境材料 / 構造・機能材料 / 機械材料・材料力学 / 格子欠陥 / マグネシウム / 長周期積層構造 |
Outline of Annual Research Achievements |
本計画研究は、各計画研究が緊密に連携して十分な研究成果が出せるように、総括班として領域の組織的かつ効果的な運営と研究支援活動を行い、シンクロ型LPSO 構造の学理構築という本領域の目的達成に資することを目的としている。平成24年度の主な具体的な実績は下記のとおりである。 【領域企画・運営部会/図書出版・知財部会/事務局】 全体会議、研究企画委員会、研究推進委員会、総括班会議、班会議、連携会議、研究推進委員会を実施した。Mater. Trans. の特集号を企画した。総括班の連絡・調整等の事務を行うとともに、各計画研究間との連絡・調整を行った。H24年度成果報告書をとりまとめて発行した。 【研究支援活動部会/若手人材育成部会】 阪大と熊大の共通試料作製装置を用いて、共通試料配布を継続的に行った。SPring-8 とJ-PARC に構造解析用変形ステージを導入した。研究成果データベースの構築・運用を継続した。若手研究会を2回開催した。若手国内武者修行および若手海外武者修行として若手研究者を他機関に派遣した。 【領域内交流推進部会/広報・交流推進部会】班研究会と連携研究会を開催した。国際会議LPSO 2012を開催した。ニュースレターを発行した。ホームページの作成・運営を継続した。異分野学術交流として放射光学会および日本物理学会においてシンポジウムを開催した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
平成24年度の主な成果は下記のとおりであり、当初の計画通りに領域内の研究支援が滞りなく行われたことに加えて、国際会議やシンポジウムを通じて本領域で得られた研究成果が国内外へ幅広く発信されると共に国際共同研究ネットワークが強化されたことから、当初計画以上に進展していると判断される。 ①材料科学および計算力学分野における世界トップレベルの研究者を招聘して国際会議「International conference on Long-Period Stacking Ordered Structure and Its Related Materials (LPSO 2012)」を実施したことにより、今後の研究展開の方向性が明確になったことに加えて、LPSO構造に関する国際研究ネットワークが強化された。②全体会議、班会議、連携会議、各班研究会、若手研究会、研究企画委員会、研究推進委員会が実施された。③金属学会および軽金属学会でLPSO構造に関するシンポジムが開催されたことに加えて、日本機械学会でワークショップが開催された。また、異分野学術交流として放射光学会および日本物理学会でシンポジウムが開催された。④阪大と熊大の共通試料作製装置を用いて、領域内研究者への共通試料配布を滞りなく行った。⑤SPring-8 とJ-PARC に構造解析用変形ステージを導入し運用を開始した。⑥ホームページの更新と研究成果データベースの運用を継続的に実施した。⑦若手研究者を国内外の他機関に派遣し、若手人材の育成に取り組んだ。⑧ニュースレターを発行すると共に、英文ジャーナル Materials Transactions において特集号を企画した.⑨平成24年度成果報告書をとりまとめて発行した。
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Strategy for Future Research Activity |
【領域企画・運営部会/図書出版・知財部会/事務局】全員参加による中間報告会を9月に、成果報告会を3月に開催する。9月に研究企画委員会ならびに総括班会議、班会議、連携会議を開催する。3月に研究企画委員会が答申する研究計画を研究推進委員会で審議し、総括班会議、班会議、連携会議で調整・修正を検討する。研究推進委員会で承認を得た研究計画は領域内の参画者全員へ周知徹底を図る。成果報告会で特許性のある成果を選定された特許の申請を支援する。Materials Transactions 特集号を出版する。総括班の連絡・調整等の事務を行うとともに、各計画研究間との連絡・調整を行う。また平成25年度成果報告書をとりまとめて発行する。 【研究支援活動部会/若手人材育成部会】前年度に引き続き、大阪大学と熊本大学の共通試料作製装置を用いて、共通試料の作製と配布を継続する。前年度にSPring-8とJ-PARCに導入した構造解析用変形ステージを用いた共同研究を開始する。研究成果データベースの構築・運用を継続する。若手研究会を2回開催する。若手国内武者修行および若手海外武者修行として若手研究者を他機関に派遣する。 【領域内交流推進部会/広報・交流推進部会】班研究会と連携研究会を9月と3月に開催する。平成26年度に開催予定である国際会議「International conference on Long-Period Stacking Ordered Structure and its related materials (LPSO2014)」の準備を進める。ニュースレターを発行する。ホームページの作成・運用を継続する。異分野学術交流として日本機械学会においてシンポジウムを開催する。
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Research Products
(141 results)