2012 Fiscal Year Annual Research Report
Analysis and Synthesis of Multidimensional Immune Organ Network
Project Area | Analysis and synthesis of multi-dimensional immune organ network |
Project/Area Number |
24111001
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
高濱 洋介 徳島大学, 疾患プロテオゲノム研究センター, 教授 (20183858)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邊 武 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (40028684)
湊 長博 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40137716)
宮坂 昌之 大阪大学, その他部局等, 名誉教授 (50064613)
高田 慎治 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (60206753)
福井 宣規 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (60243961)
長澤 丘司 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (80281690)
高木 淳一 大阪大学, たんぱく質研究所, 教授 (90212000)
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Project Period (FY) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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Keywords | 免疫学 / ストローマ細胞 / 免疫の場 / リンパ器官 / 免疫空間 |
Outline of Annual Research Achievements |
新学術領域「免疫四次元空間ダイナミクス」の総括班は、領域全体の研究活動が活発かつ効率的に進むように研究の視点共有を図り、研究方針を企画・調整するとともに、必要な関連技術や実験材料を共有できるように研究支援し、班全体の活動について客観的立場から助言と評価を行う。また、班会議とシンポジウムの企画運営とインターネットブログの利用などを通して班員間の情報交換、視点共有と科学者コミュニティとの連携を強化する。必要に応じて、研究技術講習会を開催する。更に、ウェブサイトなどによる科学コミュニケーション(国民と科学者の対話)活動を通じて、研究領域の社会への定着と次世代研究者の育成を図る。 この目的で、平成24年度は、初年度の研究を立ち上げるに際して、総括班会議を二度開催するとともに班会議を一度開催することで、情報交換、視点共有、平成25年度から公募班員を迎え入れるにあたっての準備を進めるとともに、総括班員と学術調査官による助言を得た。また、ウェブサイトを新たに開設し、班員相互の情報交換に資するとともに、科学者コミュニティや一般社会への情報発信を開始した。更に、日本免疫学会の進める科学コミュニケーション活動「免疫ふしぎ未来」への参加やオンラインニュースレターの発刊などにより、一般社会との対話活動を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度の活動として、総括班会議を二度開催するとともに班会議を一度開催することで、情報交換、視点共有、平成25年度から公募班員を迎え入れるにあたっての準備を進めるとともに、どのような観点で公募班員の参加を選考すべきか、総括班員と学術調査官による助言を得ることができた。また、ウェブサイトimmuneorgannetwork.orgを新たに開設し、研究領域の情報公開を適宜行ったところ、9月20日の開設から3月31日まで(初年度は約半年間)に3677のアクセスを得ることができた。更に、オンラインニュースレターを発刊(2012年12月)することにより、班員相互の情報交換に資するとともに、科学者コミュニティや一般社会への情報発信を開始することができた。加えて、領域代表者は日本免疫学会の主催する科学コミュニケーション活動「免疫ふしぎ未来」(2012年8月)に参加し、パネル展示とショートトークにて本領域研究について紹介するとともに一般参加者との意見交換を行った。領域代表者はまた、第35回日本分子生物学会年会にて、フォーラム「いかに惹きつけ納得させるか?研究領域スーパープレゼン」での講師を務めるとともに、中村総括班員は、BSフジのテレビ番組ガリレオX「3Dプリンタが起こす革命~ものづくりから再生医療まで~」に出演し、科学者コミュニティばかりでなく一般社会への情報発信と双方向対話活動を実践した。このように、総括班として初年度に行うべき研究の視点共有、研究方針の企画・調整、班員間の情報交換、科学者コミュニティとの連携、科学コミュニケーション活動を順調に始動させることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度には、新たに公募班員16名を受け入れることとなり、これまで以上に、研究の視点共有、研究方針の企画・調整、班員間の情報交換、科学者コミュニティとの連携について総括班の活動を推進するとともに、必要に応じて研究技術講習会の開催を企画するなど、班員を対象に必要な関連技術や実験材料を共有できるように研究支援する。既に具体的な計画として、すでに第2回班会議(2013年7月)、第3回総括班会議(2013年7月)、第1回国際シンポジウム(2013年6月)、第2回国際シンポジウム(2013年11月)、第1回サマースクール(2013年7月)を企画し、それぞれ開催準備を進めている。また、公募班員の参加をうけて、オンラインニュースレターの第2号およびインターネットブログの開設を準備している。更に、日本免疫学会の主催する科学コミュニケーション活動「免疫ふしぎ未来」(2013年8月)に参加してパネル展示やショートトークを行うべく実行委員会と準備を進めている。
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Research Products
(63 results)
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[Journal Article] Histamine receptor 2 modifies dendritic cell responses to microbial ligands2013
Author(s)
Frei F, Ferstl R, Konieczna P, Ziegler M, Simon T, Rugeles TM, Mailand S, Watanabe T, Lauener R, Akdis C, O’Mahony L.
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Journal Title
J Allergy Clin Immunol
Volume: 132
Pages: 194-204e12
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] A point mutation in Semaphorin 4A associates with defective endosomal sorting and causes retinal degeneration2013
Author(s)
Nojima S, Toyofuku T, Kamao H, Ishigami C, Kaneko J, Okuno T, Takamatsu H, Ito D, Kang S, Kimura T, Yoshida Y, Morimoto K, Maeda Y, Ogata A, Ikawa M, Morii E, Aozasa K, Takagi J, Takahashi M, Kumanogoh A.
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Journal Title
Nat Commun
Volume: 4
Pages: 1406
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Constitutive lymphocyte transmigration across the basal lamina of high endothelial venules is regulated by the autotaxin/lysophosphatidic acid axis2013
Author(s)
*Bai Z, *Cai L, *Umemoto E, *Takeda A, Tohya K,Komai Y, Veeraveedu PT, Hata E, Sugiura Y, Kubo A, Suematsu M, Hayasaka H, Okudaira S, Aoki J, Tanaka T, Albers HMHG, Ovaa H, Miyasaka M. (*equal contribution)
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Journal Title
J Immunol
Volume: 190
Pages: 2036-2048
DOI
Peer Reviewed
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