2018 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Hadean Bioscience |
Project/Area Number |
26106001
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Research Institution | National Institute of Genetics |
Principal Investigator |
黒川 顕 国立遺伝学研究所, 情報研究系, 教授 (20343246)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戎崎 俊一 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (10183021)
丸山 茂徳 東京工業大学, 理学院, 特任教授 (50111737)
原 正彦 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (50181003)
クリーヴス ヘンダーソン 東京工業大学, 地球生命研究所, 特任准教授 (60723608)
鎌形 洋一 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 招聘研究員 (70356814)
磯崎 行雄 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90144914)
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Project Period (FY) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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Keywords | 地球起源 / 化学進化 / 生命起源 / ゲノム / 惑星起源・進化 |
Outline of Annual Research Achievements |
立案した計画に基づき、以下の活動を実施した。 1. 国際シンポジウムの開催:H30年度は、ロシア科学アカデミー・Mikhail Knitsky博士、オーストラリア国立大学・Charley Lineweaver博士、NASA・Mark Ditzler博士、デュッセルドルフ大学・William Martin博士、ワシントン大学・Alex Meshik博士らを、H30年11月に東京・秋葉原で開催した冥王代生命学国際シンポジウム「Hadean Bioscience International Symposium 2018」に招聘し、2日間にわたり領域内研究者全員と地球および生命起源に関して議論を深めた。シンポジウム後、Martin博士を産総研に派遣し、若手研究者との研究交流会を開催するとともに、共同研究を開始する事を決定した(その研究成果がNature ecology&evolution誌に2020年に掲載)。2. 総括班会議を年8回開催した。会議後には計画班横断WSを開催し計画班間の連携を強めた。3. 地球生命アーカイブの開発:微生物統合データベースの開発ならびに東工大地球史資料館のデータベースの整理作業を継続した。また、領域の最先端研究内容をわかりやすく発信するために製作している映像ライブラリ「全地球史アトラス映像」として新たに「全地球史アトラス映像vol.4」を制作し、YouTubeチャンネルから配信した。4. 地域活性化イベント:長野県白馬村役場にて教育講演会「白馬とカガクの奇跡episode3」を長野県教育委員会および白馬村の後援を受け開催し、白馬山を中心とした巡検コースを設定し、参加者とともに白馬地域と生命起源との関係性を議論した。また、大町岳陽高校では、理数科の生徒の課題研究に協力し、2つの班の課題を引き受け、共同研究を実施した。2班のうち1班の研究は、日本ゲノム微生物学会第13回年会にてポスター発表をした。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)