2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Molecular interaction and modal shift of cellular sensors |
Project/Area Number |
18077010
|
Research Institution | National Institute for Physiological Sciences |
Principal Investigator |
鍋倉 淳一 生理学研究所, 発達生理学研究系, 教授 (50237583)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
冨田 江一 生理学研究所, 行動代謝分子解析センター, 助教 (80314285)
|
Keywords | 支援活動 / セルソーター / 2光子励起顕微鏡 / 細胞感覚 / 遺伝子改変動物 |
Research Abstract |
班員の研究を能率よく推進するためのサポートとして、支援班で購入したインセルアナライザーおよびセルソーター2台の高額機器の保守契約の締結および班員独自による維持管理を行なった。また、細胞感覚関連分子の遺伝子操作動物作製支援、および多光子励起法を用いた細胞感覚関連分子および機能のイメージングによる解析の研究支援活動を行った。 インセルアナライザーはアポトーシス刺激による細胞容積変化をはじめ、領域内2課題で使用した。セルソーターは細胞容積センサー、温度センサーなど、班員3課題研究で使用した。 多光子励起顕微鏡は細胞内Cl濃度調節センサーなどの各種分子の可視化、また、細胞形態の変化、および細胞活動の評価に使用した。さらに骨細胞の生体内可視化など2課題で使用した。最終年度に当たるため、前年度と比較し、利用頻度は低下した。また、遺伝子改変動物作成効率の高度化、および前年度に構築した、末梢センサーの活動による脳内の活動およびその領域を観察できる内因性シグナル観測システムの高度化を行なった。また、生体および組織内でのセンサー分子の機能の検討を行うため、光感受性化合物の光による活性制御システムの高度化を行った。 その結果、生体および組織内におけるサブミクロンの領域における光感受性物質の活性制御を行うことが可能となった。また、班員への支援班活動の周知のための広報活動を行った。また、夏および冬の当領域班会議に合わせて2回の支援班会議を行い、今後のサポート体制の効率化について議論を行なった。
|
Research Products
(3 results)