2010 Fiscal Year Annual Research Report
| Project Area | Multi-level Environmental Governance for Sustainable Development |
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18078006
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| Research Institution | Kansai University |
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Principal Investigator |
足立 幸男 関西大学, 政策創造学部, 教授 (10091092)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹下 賢 関西大学, 法務研究科, 教授 (70121887)
坪郷 實 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (20118061)
松下 和夫 京都大学, 大学院・地球環境学堂, 教授 (20346034)
山谷 清志 同志社大学, 政治学部, 教授 (90230599)
長峯 純一 関西学院大学, 総合政策学部, 教授 (80189159)
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| Keywords | 持続可能な発展 / 環境ガバナンス / 民主主義の理念と制度 / 専門家の役割 / 市民参加の理念と現実 |
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| Research Abstract |
本特定領域研究は、どのような民主主義の下でどのような環境ガバナンスが展開されているかの国際および地域間比較を通して持続可能な発展に資する民主主義の制度のありようを実証的に解明するとともに、民主主義の「病理」を原理的・理念的レベルにおいて考察することを通してその克服のための方途を探求しようとするものであるが、後者の課題については、21年度中に中間成果物(『持続可能な未来のための民主主義』)がミネルヴァ書房から刊行され、前者の課題にかかる中間成果物もまた、23年1月に『比較環境ガバナンス』と題して、同様にミネルヴァ書房から刊行することができた。また、環境ガバナンスにかかる二つの調査報告書も、当初計画通り22年度に完成させることができた。さらに、韓国政策学会での二つのセッションも成功裡に終え、最終成果物である2冊の英文研究書の刊行に向けて、「持続可能な発展のための環境ガバナンスの基礎理論」研究班および「グローバル時代のローカル・コモンズの管理」研究班とのインテンシブな研究会も計8回以上開催し、共通理解を深めることができた。なお、本年度開催を予定していたミニ国際シンポジウムは、諸般の事情により最終年度に実施することとした。
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