2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
20101006
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山根 聡 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (80283836)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長縄 宣博 北海道大学, スラブ研究センター, 准教授 (30451389)
王 柯 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80283852)
岡 奈津子 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 地域研究センター, 研究員 (80450493)
古谷 大輔 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (30335400)
山口 昭彦 聖心女子大学, 文学部, 准教授 (50302831)
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Project Period (FY) |
2008-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 地域大国 / 国家 / マイノリティ / 移民 / 越境 / 国際研究者交流 / 多国籍 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は最終年度を迎えたことから、最終成果報告書を刊行するべく、平成24年7月7日(北海道大学)、平成25年1月25日(聖心女子大学)で研究会および最終成果報告書原稿の読み合わせを実施した。また、平成24年7月8日には北海道大学スラブ研究センターでのシンポジウムで5班の成果を報告し、その内容について議論を行った。さらに、平成25年1月26日、27日の両日にまたがった早稲田大学での地域大国の比較研究に関する総括シンポジウムでは、これまでの研究活動を振り返り、その成果と意義について報告を行った。 最終成果報告に関連して、ロシア、アメリカ、パキスタンなどから研究者を招き、平成24年7月9日(大阪・大学コンソーシアム)、同月28日(大阪・千里阪急朝日ビル)に関連セミナーや研究会を開催し、第一線の研究者から最終成果に関する意見を得ることができた。また、研究成果を海外の研究者に共有してもらうため、南米やヨーロッパ、パキスタンなど、地域大国の周縁に位置する地域に出張し、成果報告を行って意見交換を行った。 このように、地域大国の周縁となる存在に関する研究は、周縁から中心へ注がれるまなざしを通して、地域大国像を描出する試みで進めてきた。異なる地域を研究対象とする日本人研究者が5年を通じて共同研究を実施したことで当該研究者間の交流が深まったのみならず、それぞれの研究者が交流している世界各地の研究者とのネットワークも構築することができたことは、本研究課題において最大の成果の一つといえるだろう。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(46 results)