Planned Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
ソフトインターフェースは、各種環境や作用物質の存在により柔軟に応答する表面である。従来、巨視的な方法で検討が行われてきたが、この応答を直接分子レベルで観察できれば、ソフトインターフェースの構造・機能解明が飛躍的に進歩すると期待される。原子間力顕微鏡(AFM)は、材料を分子・原子レベルで観察できる顕微鏡であるがソフトマテリアルを分子鎖レベルで観察するのは容易ではない。代表者らは、高分子の2次元膜である高分子単分子膜を用いることで分子鎖レベルの観察が可能になることを初めて示し、高分子孤立鎖、結晶、らせん高分子構造等を分子レベルで観察することに成功し報告してきた。本研究計画では、ソフトインターフェースのモデルとして高分子単分子膜を取り上げ、その構造を分子鎖レベルで観察する検討を進めるが、特に各種環境下(高温、高湿度、有機ガス等)での応答挙動を分子レベルで観察する手法の確立に注力する。
All 2011 2010 2009
All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (12 results)
in a Langmuir Monolayer Observed by Atomic Force Microscopy 26
Pages: 12703-12708
in a LangmuirMonolayer 43
Pages: 9077-9086