2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project Area | Impacts of aerosols in East Asia on plants and human health |
Project/Area Number |
20120015
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
王 青躍 Saitama University, 大学院・理工学研究科, 准教授 (30344956)
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Keywords | 黄砂 / 花粉 / アレルゲン / 大気汚染 / 修飾 / 環境計測 / 粒径分布 / 粒径分布 |
Research Abstract |
本年度(2008年度)では、以下のように、フィールド調査による粒径別の黄砂、花粉、アレルゲン捕集・分析法を見直し、ならびに飛散花粉数の整合性評価とアレルゲンとの関連性、花粉の微小化因子に関する基礎実験、新たなアレルゲン高感度計測・可視化法の検討を行った。 20-1黄砂・花粉アレルゲン捕集法のアーティファクトを考慮した専用サンプラーの設計 20-2花粉やフィールド試料からのアレルゲンの高効率抽出法、高感度可視化法の開発 20-3種々の花粉専用サンプラーによる飛散花粉数の整合性及びアレルゲン濃度との関連性評価Durham法(単位面積あたりの花粉飛散数計測)、国際規格のBurkard法(体積法)によって飛散花粉数を計測して整合性を確認すると共に、改良アンターセンハイボリウムェアサンプラーを用いて花粉アレルゲン異常発生原因を解明し、基礎的なデータを蓄積している。 20-4黄砂・花粉飛散チャンバー設計・試作、気象要因による花粉物理的変形の基礎調査 20-6花粉の物理的変形による微小粒子移行の外部要因の基礎検討 20-5落射蛍光顕微鏡による黄砂・花粉アレルゲン含有粒子の高感度半定量または高解像度の三次元可視化法(以下3D可視法と称す)に関する開発研究の準備 20-7研究結果のまとめ、研究成果の公表準備、当初計画の見直しと次年度研究計画の修正
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Research Products
(10 results)