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1989 Fiscal Year Annual Research Report

統計的手法によるコンクリ-トの凍害におよぼす細孔構造の役割の解析

Research Project

Project/Area Number 01550433
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

鎌田 英治  北海道大学, 工学部, 教授 (50001996)

Keywordsコンクリ-ト / 凍害 / 細孔構造
Research Abstract

コンクリ-トの細孔構造と耐凍害性の関係を、その基本的な組成である硬化したセメントペ-ストについて検討する試みは、これまでにある程度の成果を得ていると判断し、本年度の研究の主力は、コンクリ-トを直接対象とした実験、特に低水セメント比の高強度コンクリ-トについての実験においた。
この結果、コンクリ-トでは硬化セメントペ-ストで見られたような低水セメント比化による著しい耐凍害性の向上が明確とはいえず、コンクリ-トとすることによって新たに加わる要因が細孔構造と凍害の関係に大きく影響していることがうかがわれた。この影響について、現段階では明確な解答は得られていないが、骨材との界面の重要性を示唆する結果も得られており、次年度の研究では、骨材界面をもつ試験体を中心に、主として水分の凍結の視点からの実験を追加する予定である。

URL: 

Published: 1993-03-25   Modified: 2016-04-21  

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