2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
01F00853
|
Research Institution | National Institute of Multimedia Education |
Principal Investigator |
J バクニック メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SQUIRES T. A. メディア教育開発センター, 研究開発部, 外国人特別研究員
|
Keywords | 異文化教育 / 伝統芸能 |
Research Abstract |
平成14年度に幸若舞を中心として、異文化教育のために日本伝統語り物芸能のインタラクティブなウェッブサイトをデザインと計画をし、台本テキストの編集し、地方に伝統語り物芸能を撮影した。1)幸若舞とほかの伝統語り物芸能のウェッブサイトデザイン。異文化教育のためは前提ですから、アメリカや他の国の学習者・研究者がどのように役に立つかと考慮し計画を作った。よく使われている教育インターネットのウェブサイトを検討するために、研究論文を読んで日本における国際IT教育学会に出席した。結果としてこの研究のために、Adobe GoLiveというウェッブサイトデザインソフトを使うことにした。それとともにより効果的な教育のウェブサイトを製作するためにMacromedia Flash(ビデオ・マルチメディア・アプリケーション開発機能ソフト)も使うことにした。 2)幸若舞とほかの伝統語り物芸能について序説と紹介を書いてハイパーテキストとして編集して、ウェブサイトのテンプレートに挿入した。研究の中心は幸若舞であったが、より広く使用者に役に立つウェブサイトを製作できるように、語り物の歴史と展開も入れる必要となる。幸若舞以外に祭文・絵解き・万歳など(所謂祝福芸能)も充実した内容を入れはじめた。 3)幸若舞の台本をハイパーテキストとして編集。あまりにも知られていない幸若舞のテキストを紹介するためであったが、紹介よりも、幸若舞の台本のそのままの独自特徴と他の語り物と文学作品の繋がりを明らかにすることである。計画として、幸若舞の所謂「大代」と「祝言」ものをウェブサイトのために編集して、14年度に4つも完成した。 4)地方に伝統語り物芸能の演奏を撮影、その演者をインタービュー。14年12月から14年3月の間、東北地方・関西地方・四国地方・九州地方に様々な伝統祝福語り物芸能の演奏を撮影し、その演奏者をインタービューした。デジタル映像をAdobe Premiereという編集ソフトでウェブサイトに挿入する準備を始めた。
|