1990 Fiscal Year Annual Research Report
1992年EC市場統合の日本対外経済政策に対するインパクトの研究
Project/Area Number |
02045017
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
眞継 隆 名古屋大学, 経済学部, 教授 (60022456)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ハウザー ジークフリート フライブルク大学, 経済学部, 教授
シュミット ラルフ・ボー フライブルク大学, 経済学部, 教授
オーバーハウザー アイロ フライブルク大学, 経済学部, 教授
ダムス テオドール フライブルク大学, 経済学部, 教授
岸田 民樹 名古屋大学, 経済学部, 助教授 (50128766)
小川 英次 名古屋大学, 経済学部, 教授 (00022450)
荒山 裕行 名古屋大学, 経済学部, 助教授 (60191863)
奥村 隆平 名古屋大学, 経済学部, 助教授 (50106837)
木下 宗七 名古屋大学, 経済学部, 教授 (70022457)
千田 純一 名古屋大学, 経済学部, 教授 (80022458)
藤瀬 浩司 名古屋大学, 経済学部, 教授 (20022452)
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Keywords | EC市場統合 / 金融と証券 / ドイツ統一 / 東欧自由化 |
Research Abstract |
欧州共同体(EC)は1992年末までに市場統合を目指しており、世界経済に対するその影響はきわめて大きい。国際化を進めつつある日本経済にとってもEC市場が統合後にどの程度開放されるかは重要関心亊であり、平成2年度においては製造業と金融業についてつぎの論文を発表した。 真継 隆「1992年EC市場統合と日本の製造業」 千田純一「EC金融統合と日本の銀行・証券会社」 また、これらのテ-マに関連して、つぎの資料を翻訳した。 H.フランケ「欧州中央銀行の抱える経過政策的・秩序政策的な幾つかの問題について」 フライブルク大学の共同研究者は、ECの市場統合や東欧諸国の自由化(社会主義経済から市場経済への移行)の流れの中でドイツ経済の当面する課題を分析し、平成3年3月に名古屋大学で開催した共同研究会でつぎの論文を報告し、討議を行った。 Th・ダムス「EC市場統合及び東欧諸国自由化との関連でみたドイツ統一について」 S・ハウザー「貨幣市場と証券市場の構造変化のモデル分析」 A・オーバーハウザー「市場経済への移行に伴う東欧諸国の財政問題について H-J・ブリンク「旧東独企業の経営赤字とその解消策一計画経済から市場経済への移行に伴う諸問題」
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 真継 隆: "1992年EC市場管合と日本の製造業" 名古屋大学経済学部『調査と資料』. 第94号. 1-10 (1991)
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[Publications] 千田 純一: "EC金融統合と日本の銀行・証券会社" 名古屋大学経済学部『調査と資料』. 第94号. 11-18 (1991)
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[Publications] Th・ダムス: "EC市場統合及び東欧諸国自由化との関連でみたドイツ統一について" 研究報告書『EC市場統合と日独経済」. 1-40 (1992)
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[Publications] S・ハウザー: "貨幣市場と証券市場の構造変化のモデル分析" 研究報告書『EC市場統合と日独経済』. 41-60 (1992)
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[Publications] A・オ-バーハウザー: "市場経済への移行に伴う東欧諸国の財政問題について" 61-80 (1992)