1990 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
02045025
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
河野 清 徳島大学, 工学部, 教授 (00035594)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ブライアント A.M. オークランド大学, 工学部, 講師
チェン J.J.J オークランド大学, 工学部, 講師
バタチャリヤ D. オークランド大学, 工学部, 講師
モルトチャニスキー G. オークランド大学, 工学部, 講師
ライト G.A. オークランド大学, 工学部, 准教授
メトソン J.B. オークランド大学, 工学部, 講師
シャープ R.M. オークランド大学, 工学部, 准教授
ファーガソン W.G. オークランド大学, 工学部, 准教授
モーア J.J. オークランド大学, 工学部, 教授
島 弘 徳島大学, 工学部, 助教授 (00196461)
村上 理一 徳島大学, 工学部, 助教授 (00112235)
吉田 憲一 徳島大学, 工学部, 助教授 (50200986)
英 崇夫 徳島大学, 工学部, 助教授 (20035637)
稲葉 達一 徳島大学, 工学部, 助教授 (90035593)
中林 一朗 徳島大学, 工学部, 教授 (70035624)
森吉 孝 徳島大学, 工学部, 教授 (40035598)
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Keywords | セラミック / セラミック薄膜 / HIP / 燃料電池 / 耐食性 / 疲労強度 / 高圧力 |
Research Abstract |
柱部材に対するセラミック製スペ-サの使用に関して検討を進め,セラミック製スペ-サを使う方がプラスチック製のものを作った部材よりも耐食性に優れていることが明らかとなった。 298、15Kのもとで圧力を0、1から300MPまで変化させたときの水とエタノ-ルその他の異種液体の静的及び動的な挙動を検討を行った。さらにH_2ーO_2燃料電池の開発のための新素材を応用して,効率の良い燃料電池の特性を明示した。AlーZn合金の耐食特性に及ぼす熱処理,圧延などの影響を検討し,優れた耐食性を示す条件を確めた。イオンビ-ムによりTiNセラミック薄膜を被覆することで腐食電位が貴の方向に移動し,耐食性が向上することを示した。 分散強化形NiーNiO共晶合金を作成し,そのクリ-プ特性を調べるとともにセラミックスの特性評価にAEのIM法が適用できることを明らかにした。イオンビ-ム,金属溶射によってセラミック薄膜の残留応力をX線的に解析し,薄膜内に大きな引張残留応力が存在することを明らかにした。これらの薄膜の被覆によって疲労寿命は最大で10倍以上延びることがわかった。しかし疲労限は30%も増加することを示した。このようなT.N膜内の組成をXPS,オ-ジェ分光分析器を使って分析したところ,TiとNは1:1の場合,2:1の割合で存在する定量化ができた。粉末治金法を使ってHIP法によりAl合金を作ったことによって,疲労強度,耐性が著しく向上することが明らかとなった。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 英 崇夫: "gammaーアルミナ繊維強化アルミニウム複合材料における熱誘起応力の検討" 材料. 39. 456-462 (1990)
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[Publications] T. Moriyoshi: "Static diolectric constants of water+ethanol and water+2-methl-2-propanol mixtures from o.1 to 300MPm at 298.15K" J. Chem. Eng. Data.35. 17-23 (1990)
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[Publications] Y. Hirashima: "Hydro Thermal Synthosis of Calcium Silicate Brigue Hers from Silica and Lime,and Their Properties" J. Materials Sci. Jpn.,. 39. 1304-1310 (1990)
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[Publications] 吉田 憲一: "CuーAlーNi形状記憶合金の疲労特性" 日本機械学会論文集. 56. 2369-2373 (1990)
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[Publications] 村上 理一: "中央切欠を持つGFRPの引張りにおける破壊" 日本機械学会論文集. 56. 582-588 (1990)
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[Publications] 村上 理一: "ダイナミックミキシング法による窒化チタン被覆材の疲労特性への皮膜組成の影響" 四国工業技術試験所報告. 22. 33-38 (1990)